昇仙峡の馬車廃止、より手軽な乗り合いバスで絶景を見に行こう
先日昇仙峡へ遊びに行ったとき、駐車場で客引きのちょっとあやしい?おじさんに声を掛けられました。
「バスに乗っていかないか?」と。
それが、乗り合いバスでした。
昇仙峡はかつて、トテ馬車という馬車がありました。
ゆったりと馬車にゆられて、昇仙峡のライン沿いをのんびりと観光できましたが、2017年8月に惜しまれながら廃業してしまいました。
現在は馬車はなく、徒歩での散策がメインとなりますが、「乗り合いバス」を利用するととても手軽に観光を楽しむことができます。
今回は、乗り合いバスについて紹介していきたいと思います。
乗り合いバスなら片道分の散策でOK
昇仙峡は観光地として人気で、県内外からたくさんの人が訪れます。
雄大な自然の作り出した、切り立った崖や岩と、滝や渓流が四季折々楽しませてくれます。
徒歩で散策したりロープウェイで山頂を目指したりと、楽しみ方は色々です。
川に沿って駐車場がいくつかありますが、駐車場に車を停めるだけだと、遠くまで行くことが大変です。
けれど乗り合いバスに乗れば、片道はバス、帰りは渓流沿いを散策することができ、より手軽に楽しむことができます。
また電話(055-251-8899)で予約をしたり、迎えに来てくれたりもできます。
HP:http://www.shousenkyo.com/bus/
乗り合いバスはどこから乗れる?
乗り合いバスは正式には、昇仙峡渓谷循環乗合バスといいます。
昇仙峡エリアを循環していて、決まった時刻表はありません。
バス停はどこ?冬季は1ヶ所増えます
4~11月終わりまでは、県営グリーンライン駐車場から仙峨滝上・金櫻神社・荒川ダムの4ヶ所を循環し、
12~3月終わりまでは、昇仙峡口から県営グリーンライン駐車場・仙峨滝上・金櫻神社・荒川ダムの5ヶ所を循環します。
冬季は昇仙峡口が増えます。
なお甲府駅から昇仙峡までの山梨交通バスのバス停は、昇仙峡口・グリーンライン昇仙峡・昇仙峡滝上があります。
金櫻神社や荒川ダム、大滝方面へ行きたい場合は、乗り合いバスを利用するといいですよ!
秘境・大滝は楽しい!
料金は?
1区間 大人300円、小学生150円で乗車できます。
未就学児は無料です。
バスに乗るときに支払うか、あらかじめ乗車チケット(4枚つづり1,000円)を購入する方法があります。
おとくな乗車チケットは、グリーンライン駐車場にある「さわらび」などで買えます。
オススメコースを紹介
乗り合いバスを利用した、オススメコースを紹介します。
- 県営グリーンライン駐車場から乗り合いバスに乗車(大人300円)
- 隣の市営滝上駐車場で下車
- 影絵の森美術館、ロープウェイ、ワインなどを楽しむ
- ランチ、お茶をしたり、おみやげを購入
- 仙峨滝、石門などを見て散策しながら車に戻る
反対に5→1、と行くこともできます。
1から行くと下り道が多くなりますよ。
5ヶ所ある乗り合いバスのバス停の中で、一番歩く距離が短く、気楽に行くことができるコースです。
では実際に、写真を見ながら歩いてみましょう!
市営滝上駐車場で下車すると、ロープウェイ、山梨ワイン王国↓、影絵の森美術館が近くにあります。
ロープウェイで山頂を散策するのもGOOD♪
山頂一番奥のスリリングな絶景は見ごたえアリですよ!
ロープウェイから仙峨滝にかけてのメインストリートは、ほうとうや蕎麦など、お昼を食べるところもたくさんあります。
また、昇仙峡のおみやげといえば、宝石ですね!
店頭の大きな宝石は非売品もありますが、触ってパワーを感じてもよいものもあります。
木化石っておもしろいですよね~↓
バスで通った道とは別の道を、どんどん歩いて南下していきます。
「仙峨滝入口」↓を見つけたら、そのまま進んで行きましょう。
階段を下っていくと、落差30mの仙峨滝を見ることができます。
こちらは冬に撮ったですが、一年を通して四季折々の姿を楽しませてくれます。
こんな岩や・・・
こんな岩もあります。
これは「石門」といいます。岩と岩はわずかに離れています。
こちらは「覚円峰(かくえんぼう)」で、パンフレットにもよく載っている人気のパワースポットです。
さらに歩いていくと、茶店や宝石店などがあります。
寄り道しながら歩くのも楽しいですよね。
宝石をカットしたり、研磨体験ができるお店もありました。
約2.3km 歩くと車まで戻ることができます。
程よい運動になり、マイナスイオンでリフレッシュになりますよ~!
おわりに
昇仙峡を気楽に楽しむには、乗り合いバスがオススメです。
歩きやすい靴、汚れても大丈夫な服装で散策してみてくださいね。
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