山梨の幼児教育って?田舎での子育ては不利か?
東京から地方へ移住・引越しを考えたとき、お子さんのいるかたなら必ず一度は考えること。
地方で暮らすのは子供にとって、学びの選択肢が減ってしまうのではないか?
実際にお問い合わせでも、そのようなお声を頂くことがあります。
そこで今回は、
- 山梨県の習い事事情や体験談
- 幼児教育のIT化
- 家庭で取り組める幼児教育
- 山梨的子育て
などについて、紹介していきたいと思います。
山梨の習い事事情
山梨県にも習い事はいろいろあります。
ただし都内に比べると数は少ないですが、それはもともとの人口も全然違うので、仕方がない面もあります。(山梨県民約80万人=世田谷区の人口)
山梨県の習い事はこのような特徴があります。
- 場所によっては人口が少ないため、習い事も少ない
- 1クラスの人数が少ないことも
- 人気は集中している
- 習い事に、片道1時間かけて通う人もいる
山梨県内でも子育て世代の多い、甲府市・甲斐市・昭和町あたりは、習い事も比較的多くあります。
が、人口の少ないところに住んでいると、片道1時間かけて通ったり、あっても人数が1人だったりするところもある現状です。
一方で人気のある教室もあり、片道1時間かけて送り迎えをしているというご家庭もあるそうです。
山梨県の習い事、いろいろあります!
スイミング・習字・英語・ピアノ・リトミック・ダンス・公文・七田(イクウェル)・体操・野球・サッカー・新体操・武術・卓球・テニス・造形・絵画・プログラミング・ロボット・レゴ・・・など
我が家の習い事体験談
子供が入園前の2歳の頃、幼児教室へ入れようといくつか体験にいきました。
ある幼児教室は、同じ世代の子が他にいないので、先生2人のうち1人が生徒役をします、とのことでした。
またある大手幼児教室では、「最低人数を割っているけれど、開いています」というところも。
反対に人数が少なすぎてつぶれてしまったり、他の地域と統合されたりすることもあるようです。
幼児教育のIT化
仕事と同じように、教育も場所を選ばない時代になってきました。
どこにいてもインターネットを通じて仕事ができるのと同様に、教育もインターネットを通じて学ぶことが可能です。
教室に通わなくても、パソコン・タブレット端末などで、場所・時間を問わずに興味のある分野を学ぶことができます。
かしこく利用していくのは、アリだと思います!
ただし子供まかせにするのではなく、親も一緒に取り組んだり、家庭内のルールを決めるなど対策も必要かと思います。
勉強してるのかと思ったら、ゲームをしていたりアニメを見ていた・・・ということもある年代は、とくに注意が必要ですね。
またわたしの考えですが、人間形成にはコミュニケーションや対話も必要だと思うので、そういった場も大切にしていきたいですね。
家庭でできる我が家の幼児教育
教育は家庭が基本。毎日の積み重ねが大切と考えています。
近くに習い事がなくとも、家庭で取り組むことができる幼児教育を紹介していきます。
・通信教育
・市販のワークドリル
・英語CDのかけ流し
・絵本の読み聞かせ
・興味のあることをとことんできる環境にする
詳しく説明していきますね。
通信教育
通信教育は場所を選ばず、学ぶことができますね。
山梨県も例外なく、ちゃんと届きます!
我が家では子供の興味にあわせて、入会したり辞めたりしています。
市販のワークドリル
本屋さんに行けば、たくさん手に入りますね!
我が家でも、1日の中で時間を決めて一緒に取り組んでいます。
最近購入した「こども右脳ドリル」は、大人でも難しい!でも楽しいです。
IQに好影響!こども右脳ドリル [ 児玉光雄(心理評論家) ]
ドリルは、100円均一にもなかなかいいものがあり、実は100円均一のドリルを制覇しようと思っています。
お金をよりかけることよりも、続けることが大切、と考えています。
英語CDのかけ流し
英語のCDかけ流しは、車で移動が多い県にはピッタリ。
車に乗ったら英語を聞くのはどうでしょう?
一緒に口ずさみながら、「今 cat って言ったの聞こえた?」のようにクイズを出してみたりもしています。
我が家では、こちらを繰り返し聞いています。
いっしょにうたおう♪はじめてのえいご 3冊セットBOX [ リサ・ヴォート ]
絵本読み聞かせ
絵本を読み聞かせることは、とても大切です。
1日10冊以上が理想ですが、毎日は難しいですね・・・。
我が家は寝る前には必ず1~3冊読むようにして、他にも読んでほしいと言ってきたときは、できる範囲で付き合っています。
わたしはおもに、甲府駅前にある県立図書館などで本を借りています。
山梨県は「人口当たりの図書館数が日本一」です。
うまく活用していきたいですね!
子供の家庭教育については、こちらの姉妹サイトも参考にしてもらえると嬉しいです。
田舎暮らしと子供の教育、両方を選択したわが家の実践方法をまとめています。
興味のあることをとことんできる環境づくり
甲府市にある我が家は、県立科学館へもよく通っています。
子供が興味をもった天体や宇宙について、展示で遊んだり、プラネタリウムを見たり、スターライトツアーにもよく参加しています。
またジュエリーの生産が盛んな山梨県ならではですが、ジュエリー(鉱石)に接する機会が多く、子供も興味があるようです。
山梨で最高の子育てを
いろいろと紹介しましたが、幼少期に一番大切なことは、「のびのびと自然の中で育つこと」。
山を見て風を感じて、思いっきり遊んで、自然から学ぶことは、他の何にも変えがたい大切なことだと思います。
山梨県は自然がとても身近にありながら、都心からも1時間半の距離にあります。
遊ぶ時間も大切にして、子供が「学びたい」と思ったときには、習い事もそれなりにあり、どこにいてもITで学ぶこともでき、少し大きくなれば気軽に東京へも行くことができる。
それって、すごく貴重で素晴らしい環境ではないでしょうか?
2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士も山梨県韮崎市出身で、幼少期は農作業をしたりと自然の中で育ったそうです。
山梨で子育て、最高ですね♪
おわりに
いろいろ考えても、「子供は親の理想どおりにはいかない」ものですよね^^;
我が家では「自立した大人」に育て上げることを子育ての目標としています。
貴重な幼少期こそ、山梨で暮らすのは素晴らしいことなのでは、と思います。
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