山梨の地場野菜を食べよう♪1m越えニンジン・幻の大豆・天空かぼちゃって何!?
山梨はフルーツ王国として有名ですが、実はフルーツだけでなくおいしい野菜もたくさん栽培されています。
地域限定で作られている野菜のことを「地場野菜」といいますが、山梨にもたくさんあります。
江戸・明治時代から作られている歴史ある「伝統野菜」もあるんですよ!
あけぼの大豆、大塚にんじん、浅尾大根、やはたいも・・・とか?
山梨で生活していると耳にしたことはあるけど・・・どんな野菜なのかな?
そこで今回は、地場野菜や伝統野菜などの「山梨の野菜」についてお伝えしたいと思います。
山梨の野菜事情
山梨県の耕地は、標高200m~1,200mまで標高差があることから、様々な野菜が作られています。
甲府盆地内や八ヶ岳方面、富士北麓などで、それぞれ違った特色もあります。
甲府盆地では、昼夜の温度差などから皮の柔らかい「ナス」、春先の日照時間が長いことからビニールハウス栽培された「スイートコーン」「トマト」「きゅうり」などが作られています。
八ヶ岳方面・富士北麓方面は、涼しい気候を活かし、「トマト」「きゅうり」「キャベツ」などです。
地場野菜・伝統野菜どんなものがある?旬はいつ?
山梨の地場野菜はたくさんあります。
また、江戸明治から作られてきた伝統野菜もあります。
ほんの一部ですが、いくつか紹介していきたいと思います。
野菜にちなんだ収穫祭もあり、オススメです!
みんなで食べて盛り上げよう♪
市川三郷町大塚地区「大塚にんじん」
市川三郷町大塚地区の大塚にんじんは、細長く1m近くもあります。
一般的なにんじんに比べ、色鮮やかで甘みがあり栄養価が高いのが特徴です。
フロントの渡邊です。本日の11/20より、市川三郷町特産の「大塚にんじん」が販売開始となりました。80~120cmと長く甘いのが特徴の人参です。お電話にて注文も承っておりますので、お気軽にお電話くださいませ。 pic.twitter.com/Hlp8c4OhJK
— みたまの湯 (@mitamanoyu) 2014年11月20日
そのまま食べてもよし、煮ても焼いてもよし、汁物もよし、さらにはお菓子にしても合います。
ドレッシングやアイスなどにも加工されていますよ。
みたまの湯は、大人気の日帰り温泉施設です。
すぐ隣の直売所で大塚にんじんを始めとする旬の野菜を買うことができます。
大塚にんじんの旬は、冬(11月下旬~12月)です。
毎年12月上旬に大塚にんじん収穫祭を開催しています。
北杜市明野町「浅尾大根」
明野町浅尾地区は、恵まれた土壌と朝霧、日照時間日本一の地域でもあります。
ここで作られる浅尾だいこんは、アクのないまろやかな甘みが特徴です。
生で食べたり、加工用としても人気があります。
浅尾大根まつりは、2019年11月3日開催されます。
大根の袋詰め(1000円)や無料のふろふきダイコンなどを通して、地場野菜に触れてみてはいかがでしょうか。
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旬は、11月上旬~12月下旬です。
身延町曙地区「あけぼの大豆」
身延町曙地区で明治時代から栽培されてきました。
市場に出回らず、希少価値が高いことから「幻の大豆」と呼ばれています。
一般的な大豆に比べ、大きく甘みが強いのが特徴です。
一般的な枝豆は夏が旬ですが、あけぼの大豆の枝豆は10月が旬です。
一般的な大豆より、大粒で甘みと旨みが強いのが特徴の「あけぼの大豆」。今週末から、いよいよ枝豆収穫体験が始まります。食べ始めると止まらない、濃厚な旨みがある「あけぼの大豆」!!収穫体験について詳しくは、身延町あけぼの大豆振興協議会HPをご覧ください。(GIN) pic.twitter.com/pdRjaQL8rC
— 山梨県庁 (@yamanashipref) 2018年10月2日
10月の週末は、あけぼの大豆 産地フェアが開催されます。
甲斐市八幡地区「やはたいも」
やはたいもは、甲斐市八幡地区で栽培されている里芋のブランド名で、江戸中期から栽培されていました。
やはたいもの見た目は普通の里芋と変わらないですが、ねっとりとした粘り気があってとてもおいしいですよ!
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栄養価も高く、希少価値の高いやはたいもは、都心では料亭でのみ流通しているとか。
大きさによって値段が変わり、大きなサイズほど高くなります。
収穫時期は9月上旬~11月上旬、出荷時期は9月上旬~3月中旬です。
【やはたいぬ】やはたいも(八幡芋)と甲斐犬がモチーフの甲斐市マスコット▶好きな食べ物は「やはたいも」って…それ、いいの?▶特技は「やはたいもの物まね」って…それ、いいの?▶穏やかでのんびり屋さんだけど、頭の葉っぱを触ると怒るらしい▶よい子は触っちゃダメ、ゼッタイ!◀ #反射材大使 pic.twitter.com/qjyl3D4z02
— 山梨県警察 (@YamanashiPolice) 2017年6月29日
甲斐市のマスコット「やはたいぬ」です。
とってもキュートなこの子、山梨では結構見かけますよ~。
やはたいもコロッケは、コーンが入っていて、子供も大好きな味です。
さくさくの衣にねっとりして甘みのあるやはたいも。
オーブントースターでチンして食べるとよりおいしいですよ!
甲州市・塩山付近「甲州天空かぼちゃ」
甲州市・塩山付近はぶどうの栽培が盛んな地域でもあります。
天空(てんくう)かぼちゃとは、ぶどう棚を活用して吊るして栽培するかぼちゃのことをいいます。
特別な栽培技術で一つの実に養分がたっぷり詰まっています。
空中栽培のメリットは・・・
- 太陽の光をたくさん浴びることができる
- 丸くなる
- 地面と離すことで昼夜の寒暖差が生まれ、甘みも増す
いいこと尽くめなんですね!
濃厚なコク、甘み、ホクホクした食感が楽しめますよ。
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ぶら下がっていますね。
ハロウィン時期に合わせて、天空かぼちゃ祭りも開催されます。
ほうとうには欠かせない、かぼちゃ。
ぜひ、ほうとうに天空かぼちゃを入れて食べてみてくださいね♪
鳴沢村「鳴沢菜」
鳴沢村で江戸時代から栽培されている伝統野菜・鳴沢菜は、葉茎ともに柔らかく甘みがあり漬物に多く使われます。
漬物の季節になりました♪
道の駅では『鳴沢菜』の予約販売を受付中。
鳴沢菜は茎が柔らかくシャキシャキとした食感で、漬物に最適な地菜です!
細かく刻んでチャーハンや炒めてご飯に混ぜたり♪
1束(約4㎏)540円で予約販売のみの取扱いになります。 pic.twitter.com/k7cNEzk2vE— 道の駅 なるさわ (@michiNARUSAWA) 2017年11月17日
道の駅なるさわでは、鳴沢菜を食べることができます。
鳴沢菜の混ぜご飯とせんどそばのセットが人気です。
せんどそばと鳴沢菜ごはん pic.twitter.com/FymZJfXwqR
— うさはかせ Prof.Lièvre (@usa_hakase) 2017年11月15日
道の駅なるさわで食べた「鳴沢菜のおやき」がピリ辛でとってもおいしかったよ!
たっぷり入って170円は買いだよね♪
旬は、10月下旬~11月上旬です。
おわりに
山梨の地場野菜について、少しですが触れてみました。
山梨の土壌・太陽・空気で育つ野菜には、山梨の魅力が詰まっています。
私も山梨に来てから食べた野菜がたくさんあります。
おいしく食べて、おいしさを広めて、大切な地場野菜・伝統野菜を守っていきたいと思います。
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