明野町【浅尾ダイコンまつり】大根詰め放題!ルールは?汚れる?持ち物は?どのくらいとれる?詳しく教えます
毎年文化の日・11月3日に、北杜市明野町で「浅尾ダイコンまつり」が開催されます。
「浅尾大根」って、ご存知ですか?
山梨県 北杜市 明野町の浅尾地区でつくられている、おいし~い山梨の伝統野菜です。
この「浅尾ダイコン祭り」、大根の収穫体験ができることでも有名です。
ずっと気になっていて、今回はじめて遊びにいってきました。
ダイコン抜き体験、最っ高に楽しかったです~!
「浅尾ダイコンまつり」について
- 浅尾ダイコンとは
- どんなお祭り?
- ダイコン抜きの体験レポート
- 汚れ具合や服装
- 持って行ったほうがいいアイテム
などを紹介していきます。
浅尾ダイコンについて
浅尾大根は、北杜市明野町、なかでも浅尾地区で作られている大根をよびます。
良質な火山灰からなる土・朝霧・日照率日本一の環境で育つ大根は、アクが少なく、まろやかな甘みが特徴です。
全体的に大きく、先まで太い大根です。
煮崩れしにくく味がしみこみやすいので、漬物やおでんなどにするととてもおいしいです!
山梨の伝統野菜、たくさんあります!
「浅尾ダイコンまつり」とは
毎年11月3日におこなわれる「明野ダイコンまつり」は、2019年で第34回を迎える、歴史あるお祭りです。
会場は、北杜市明野町にある「ハイジの村クララ館」。
会場から800mほど離れた畑では、大人気イベント「ダイコン抜き体験」 がおこなわれます。
この「ダイコン抜き体験」がメインイベントといっても過言ではないくらい、このために多くの方が訪れています。
それもそのはず、袋に入るだけ詰め放題なんですよ~!!!
後ほど詳しく紹介していきます。
会場の様子
まずは、会場の様子をお伝えします。
会場は、普段にくらべると結構な人で賑わっていました。
いくつも用意されている駐車場が満車続きになるくらい・・・とはいえ、どこかしらには駐車できます。
ステージはこちら。
この感じ、いいなぁ、田舎のお祭りはこうでなくっちゃ。
シートひいて、1日のんびりステージを見て過ごし、出店でご飯、時間になったらダイコン抜き・・・理想的なお祭りの過ごし方です。
しかもこの緩やかな坂道!今まで謎な空間でしたが、このお祭りのためにあったのでしょうか。のんびりステージを見るのにピッタリです。
出店は色々出てました!
元祖明野大根もち、こちらはお餅に大根おろしをかけたものでした。
もちろん!お餅はその場でつきます!
つきたてのお餅に大根おろしがからんで、とってもおいしかったです♪
ズラッと並ぶ、出店。
ファファ体験コーナー。無料です。
もちろん、会場内のあちらこちらで「浅尾ダイコン」は売られています。
こちらでも。
1本120~150円が相場のようですね。
のんびり過ごすお祭り、最高です!!
次は、お待ちかね「ダイコン抜き」について詳しく説明していきます。
収穫体験!ダイコン抜き体験
ダイコン抜き体験は1日2回、9:30~ と 12:30~ おこなわれました。
予約はできません。先着順となるので、時間前には並ぶようにしましょう。
ルール
- 時間前に畑に並ぶ(先着順)
- 受付で袋を1枚1,000円で購入する
- 袋に入るだけ、畑から収穫
- 受付を出るまで袋から出さない
体験レポートで詳しく見ていきましょう!
体験レポート
会場となっている「ハイジの村クララ館」前の道(茅ヶ岳広域農道)を北へ約800m 進むと、なにやら行列ができていました。
後に並ぶと、「ダイコン抜き体験」の畑へ繋がっている模様。
駐車場も近くにありますが、小さな駐車場(20台程度)のため、ほとんどの方は歩いて向かっているようでした。
今回の「ダイコン抜き体験」の畑はこちら。ぞくぞくと人が入ってきています。
会場近くには、なぜかカートがたくさんありました。
受付はこちらのテントです。
1袋1,000円でビニール袋を購入、詰め放題となります。
我が家は、1枚購入。がんばるぞ~!
たくさん大根を持ち帰りたい場合、ビニールの底を破り筒状にしましょう。
会場でハサミの用意はありません。
自分で持っていくか、手で切るか、です。(ちなみに私は指で穴を開けて、底に沿って指をピーっとスライドしたら、切れました)
次に、ビニールを少し手で伸ばしておきましょう。
大根をたくさん入れるためです!
さぁ、どんどん抜いていきましょう!
どれにしようかな~??
大きくて太そうな大根を選んで、抜いていきます。
畑はこんな感じに、それぞれがどんどん抜いていきます。
子供でも、抜くことができます。
浅尾大根は、こ~~んなに、大きい!!
大根は袋に入るだけ、詰め放題です!
筒状にしたビニール袋に、両方から刺していきます。
ちょっと引きましたか?
ごめんなさい、実はみんな、こうなんです。
とにかく、詰める詰める!
大根によっては、ちょっと細いのとか小さめのとかあります。隙間にそういった大根も詰めるのが最強のようですね。
それもそのはず、1本120~150円で売られている大根ですが、この「ダイコン抜き体験」はビニール袋1枚1,000円です。すなわち、7本以上は入れたいところ。
ただし、問題が1つ。
畑の出入り口まで運ばなければいけません。畑を出たら、ビニールから出してばらばらにしてもOKとのこと。
入れすぎるとバランスを崩したり、ビニールが破れたりしかねません。
今回は、大人二人で大根の葉っぱ部分をしっかり抱きかかえて行きました。
大根って、結構重く、不安定。
畑を出て、思いました。
これ、駐車場まで運ぶの大変。。。
あ、だから、アレがあったんだ・・・。
「アレ」とは、コレのこと。
カートや台車。
道路(歩行者天国となっている)で、大根を仕分け、台車に乗せて運ぶのがベスト。
写真奥にある駐車場に、車を運び、積み込んでいくことができます。
なお、歩行者天国となっていない路上に車を停めて積み込むのは、危ないためNG となります。
どれくらい獲れる?我が家の場合
初めて体験した我が家の場合は、こちら。
全部で11本ありました。
工夫すれば、もう少し入りそうでしたが、現実的に食べられないので十分です。
というか、1家庭に11本って、普通に多すぎですよね。ご近所さんや友人におすそ分けしようと思います。
なかには、大根の先の細い部分だけをビニールに差し込んで、めいっぱい入れている方もいらっしゃいました。
すごいなーと思いつつ、どうやって運ぶのでしょう・・・。ガンバレー!
獲りたての大根はとっても新鮮!
貴重な体験です。
ちなみに、大根抜き体験の畑は30分も経たずに、獲り尽くされていました。
幻の大豆・収穫体験レポート
汚れ具合や服装・持って行くと便利なアイテム
実は今回、甘く見ていたら、結構汚れました。
畑に入って、大根の収穫体験。
今回はよいお天気でしたが、雨だったらもっとぬかるんでいたことでしょう。
収穫後は、抱えて持ち運ぶため、思わぬところに土がついていたり。
子供は、大根を引っこ抜いた拍子に、後に転んでしまうこともあるかもしれません。
以上のことからまとめると、このようになります。
オススメの服装
長袖・長ズボン・長靴(子供は着替えがあるとなおよい)
持って行くとよいもの
・台車・カート・ワゴンなど、大根を乗せて運べるもの
・軍手
・タオル
・ハサミ
・ウェットティッシュ(なくても可)
・飲み物
・ブルーシート(車に敷くと土が落ちたときによい)
オススメの服装はこのような感じです。
ハサミはビニールを切るほか、大根の葉を切り落として持ち帰るツワモノもいました。葉がないほうが、持ち運びにはよさそうでした。
ただ大根の葉もおいしいので、切るかどうかはお好みとなりますね。
手に土がついてしまうので、ウェットティッシュよりも水でしっかり洗ったほうがよさそうです。
畑周辺には手を洗う場所はありません。お祭りの会場(ハイジの村クララ館)または周辺にあるトイレで手を洗うことができます。
また畑の近くに自動販売機などがないので、飲み物があるとよさそうです。
大根が重たくて、汗をかくかもしれません。
タオルもあるとよいでしょう。
アウトドアキャリーワゴンなどがあると、便利!
おわりに
明野町の「浅尾ダイコンまつり」。
旬の浅尾大根をめいっっっぱい堪能できる楽しいお祭りでした!
持ち帰った大根は、大根料理を駆使して、おいしく頂きました。
とっても楽しいイベント、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
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