移住して感じた山梨の冬事情!寒すぎる冬の過ごしかた
山梨の冬は寒いです。
北杜市・富士山方面は「寒冷地」に分類されます。
盆地部分も底冷えする寒さ。
甲府でもマイナス10℃近くになることだってあるんですよ~。
山梨の冬ってどのくらい寒いの?
私寒いの苦手で・・・どんな感じか知っておきたいな。
今回は、山梨の冬事情についてお伝えしたいと思います。
山梨の冬は寒すぎる!
山梨の冬、寒いですよ。
暑過ぎる夏が終わると、山梨はいっきに冷えていきます。
「水道管の凍結に気をつけてください」
と、防災無線で流れたり、市の水道局の車がアナウンスして通るくらいです。
本当に、水道管が凍結したり破裂したりしてしまうこともあります。
ちなみに、-4℃になると水道管が凍ってしまうそうですよ。
- 霜柱が10cm超え
- 霜が降りる
- 盆地内の雪は少なめ
- タイヤはスタットレスに履き替える
- 地面が凍結
- 水たまりがツルツルに凍る
- 家は寒冷地仕様にするといい
- 11月~4月頃まで寒い
詳しくみていきますね。
霜が降りる
霜が降りて、あたり一面真っ白になります。
朝運転しようとすると、フロントガラスが真っ白なので、まず霜取りしてから出発しなければなりません。
霜柱、東京に住んでいた頃はせいぜい高さが2~3cm、あっても5cmくらいだったと思います。
山梨は普通に10cmオーバーの霜柱が見られます。
15cmくらいのビックサイズもあって、山梨にきたときは本当に驚きました。
だけどそのおかげで、「ちぢみほうれん草」という、甘くて肉厚でおいし~いほうれん草があります!
盆地内は雪は少なめ
盆地内は雪があまり降りません。
例年3~4回くらい降ることがありますが、毎日降り積もるイメージではないです。
例外的に、2014年2月は甲府でも114cm降りました。
山梨県全体が陸の孤島となりましたが、県内でも早川町が分断され孤立していましたね。
盆地以外の北杜市方面や富士山北麓方面は、普通に雪が降ります。
スタッドレスタイヤ必須です
タイヤは通常タイヤから冬用のスタッドレスタイヤに履き替えたほうがいいです。
雪が降ったら乗らない、と決めている我が家もタイヤは履き替えます。
地面が凍結して滑ったり、水たまりがツルツル凍りついたりして危険です。
通勤に車を使う人は、スタッドレスタイヤに変えましょう。
寒冷地仕様の家がいい
甲府盆地内でも寒冷地仕様が標準のようです。
エアコンや断熱材はもちろん、外水道は水抜きができるタイプにしたり、水道管凍結防止機能をつけるなどして対策をしたほうがいいですよ。
こちらは上の黒い部分を90度ひねると、水抜きされるようになっています。
11~4月まで寒い時期が長い!
山梨の冬は寒いだけでなく、長いんです。
短い秋が足早に過ぎ、甲府でも11月からは本格的にコートが必要になります。
5月のゴールデンウィークでいっきに暑くなるまで、4月でも寒い日がちらちらありますよ。
山梨ならではの寒さといえば、雪が積もった山から吹き降りてくる風がとても冷たくて、一層冷えるのよ。
八ヶ岳から吹き降りる風は「八ヶ岳おろし」っていうんだって。
そうなんだ・・・大丈夫かな。
暖房器具は必要よね。エアコンだけでも大丈夫?
次は暖房器具について紹介していきたいと思います。
暖房器具がないとキツイ
家の中の寒さ、暖房器具は必須です。
昼夜の寒暖差があるので、夜~朝にかけてはとくに必要です。
標高の高いところは気温も低いですよ。
暖房器具とは、
- エアコン
- ヒーター
- こたつ
- 灯油ストーブ
- 薪ストーブ
- ペレットストーブ
など、色々ありますよね。
賃貸の鉄筋マンションにいたころは、エアコンのみで快適だったよ!
こんな情報も。
「山梨 こたつ好き日本1位」#都留 #都留文 #山梨 pic.twitter.com/SHFLseyxdl
— 都留 ツイステッドホイール (@nzwttw) 2014年3月18日
山梨県はこたつ好きで日本1位に輝いたのですね!
確かに我が家にもあります。
ヒーター
足元を温めるヒーターはほしいところですよね。
こちらの商品は、最近出た【ケノンヒーター】といいますが、有名美容器ケノンのケノンブランドが開発したヒーターです。
両面遠赤外線+両面輻射熱+自然対流のトリプルで温めるそうで、こういうのがほしいですよね!
灯油ストーブ
やっぱり「炎」が暖かいんですよね。
1部屋ずつ灯油ストーブを置いている、という人もいましたよ。
甲府市に家を建ててから、初めての冬が本当に寒くて、びっくりしました。
薪ストーブがほしかったのですが、とりあえず灯油ストーブを1台購入、とても暖かかったです
薪ストーブ・ペレットストーブ
やっぱり何といっても、暖かさダントツ1位は薪(ペレット)ストーブですね。
火を消してからもじんわり暖まり、家全体がポカポカします。
薪を乾かす手間や、薪割り煙突の掃除などやることも増えますが、それにも勝る暖かさ。
捨てがたいですよね。
環境にも優しく、一番エコなのも薪ストーブです。
最近では、煙の少ないペレットストーブも人気があります。
薪・ペレットストーブは、北杜市や富士吉田市周辺などの寒冷地に移住を考えるかたにオススメです。
甲府盆地内でも煙突のある家は結構見かけますよ。
冬場はどうしてもお金もかかっちゃうのよね・・・。
田舎生活はそれも見越して考える必要があります。
冬の楽しみもあるんだよ!
寒くなってくると、山・空気・空・星、どれをとってもきれいです。
雪がかかった八ヶ岳、南アルプス、富士山などは本当にきれいで、青い空によく映えます。
澄んだ空気に背筋がピンとします。
八ヶ岳の青い空を「八ヶ岳ブルー」といって、とってもきれいですよ!
星も冬場の方が乾燥しているためよく見えて、本当にきれいです。
早川町や八ヶ岳方面で見た星空は忘れられません。
冬の温泉は格別です。
山梨は温泉がいっぱいあるので、どこに行こうかなと選ぶのも楽しみの一つです。
また、冬の食べ物といえば、
- 枯露柿
- キウイフルーツ
- ほうとう
- ちぢみほうれん草
があります。
枯露柿は甲州百目柿(こうしゅうひゃくめがき)という渋柿で作る、干し柿のことです。
山梨では多くの家で、軒先に吊るしていますよ。
山梨独特の昼夜の寒暖差や乾燥した空気でおいしくなります。
また、冬場はよくキウイフルーツが出回ります。
リンゴと一緒に袋に入れて追熟して食べる楽しみがあります。
ほうとうはお店で食べることもできますが、意外と高いんですよね。
スーパーでほうとう麺(100~300円/3人前)を買ってきて、好きな野菜やお肉を入れて家で作って食べます。
我が家はしょうがを少し入れて作ります。
体が暖まって、オススメです。
今夜はおうちでほうとう。
ほうとう麺はスーパーで 2人前199円×2 を購入。
コツは野菜を少しずつ・たくさんの種類を入れる、カボチャは意外と煮崩れしやすいので麺と一緒に投入することです。 pic.twitter.com/QAPcFJmjHb— 山梨に移住しました (@yamanashi_pon) 2018年11月25日
例年八ヶ岳エリアでは、1~2月の一番寒い時期に合わせて、寒いほどお得フェアが開催されます。
八ヶ岳観光圏75店舗で、その日の気温に応じて対象商品が割引されます。
寒ければ寒いほどお得になるので、寒い日のお出かけも楽しくなります。
寒さも自然なことよね。
山梨の雄大な自然で暮らしてみたいな。
おわりに
冬の山梨(盆地部分)は東京より最低気温が低く、最高気温が高くなります。
朝晩は寒く、昼間は暖かいです。
ただ、地域や標高によってもずいぶん変わってきます。
移住してから後悔しないように、実際に訪れて体感してみることをオススメします。
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