昇仙峡の秘境!パワースポットの板敷渓谷・大滝で川遊び
昇仙峡の滝と言えば「仙峨滝」が有名ですが、「板敷渓谷の大滝」は、まさに昇仙峡の秘境!
一番奥の大滝を見るためには、細い道・細い橋・山道をどんどん行くこと10分、絶景が現れます。
大滝までの山道も楽しいですし、滝と川遊ぶことができます。
程よく空いているのも嬉しいですね。
途中でお弁当を食べるのもGOOD♪
今回は、そんな板敷渓谷について紹介していきます。
板敷渓谷の大滝って?
駐車場に車を停めて300mほど北へ歩きます。
すると、道路脇にこんな看板があります。
階段を下っていきましょう。
看板にも書かれていますが、パワースポットとして有名です。
昇仙峡の水は、平成の名水百選にも選ばれています。
危険な道を通ります
この板敷渓谷は、昇仙峡観光協会のHPには「秘境コース」として紹介されています。
HPにも書かれていますが、板敷渓谷の大滝まで行くには条件が2つあります。
それは・・・
- 健康な脚
- すべりにくい靴
です!
なぜなら、こんな橋や・・・
こんな道も・・・
通ります。
山道なので、落ち葉やドロもありますし、虫もいます。石が濡れていると滑ります。
さらに落石の危険もなきにしもあらず。
大雨や天気の悪い日は避けたほうがベターですね。
手すりの隙間が広いところもあり、小さな子が万が一滑ったら落ちそうなところもあります。
岩側(山側)にロープや鎖が打ち付けてあって、それを持って歩くようなところもあります。
秘境コースならではの、スリル満点な道も楽しみの一つ。
けれど、危険と隣り合わせなことを意識して行きましょう。
5歳の息子は山慣れしているのもあり、すいすい行けましたが、私はもし息子が落ちたらと思うとヒヤヒヤしっぱなしでした。
特に帰り道(下り道)のほうが危険です。下りは滑りやすいです。
私も息子の腕をしっかり掴みながら歩く場所もありました。
未就学児や抱っこしながらの場合、大滝まで行くのはやめたほうがいいかもしれません。
無理して奥まで行かなくても、入り口付近の川でも十分に遊ぶことはできます。
入り口付近はこんな感じです。
ここら辺なら、足首ほどの水深です。
さて、大滝までの道をどんどん進むと、途中の道にも大小の滝がいくつもあります。
一番奥まで行くと落差30mの「大滝」を見ることができます。
マイナスイオンを感じながら滝で修行したり、滝つぼを泳いだり、川を下ってみたり・・・と、めいっぱい自然を堪能することができますよ!
ここでお弁当を食べるのもいいですね♪
場所は?駐車場は?
板敷渓谷の場所はこちらになります。
昇仙峡の一番奥になります。
荒川ダムのある能泉湖の北です。
駐車場に停めてから徒歩で行きます。
板敷渓谷入り口付近にも、路駐できそうなところはありますが、落石の危険があるのでオススメしません。
ちゃんと駐車場に停めて歩きましょう。
駐車場・板敷渓谷はすべて無料です。
さあ、川遊び!
私たちが大滝にたどり着いたとき、他にも滝つぼに入っている大人カップルと、小学生高学年~中学生くらいの男の子とお父さんがいらっしゃいました。
知る人ぞ知る、川遊びスポットなのでしょうか。
水しぶきのマイナスイオンもすごい!
子供は(できれば大人も)水着に着替えた方がいいですよ!
水深は、足首ほど~1mくらいです。
大滝付近はこのような大きな岩も多いです。
場所によっては流れも速く、深いところもあるので気をつけてくださいね。
大滝の滝つぼでも遊べますし、川を歩いて下ってみたり、登ってみたり、泳いでみたりできます。
けれどここでの川遊びは、初心者にはオススメしません。
ある程度自然に慣れていて、危険予測のできるかた向けです。
ライフジャケットを着用するなど対策もしたほうがいいですが、とにかく片時もお子様から目を離さないようにしてくださいね。
大人も過信せずに十分気をつけてください。
真夏(甲府市39℃でした)でも、水は冷たくて、足が痛くなるほどでした。
また、落石の危険もあることを、ご留意くださいね。
天然ラジウム温泉?閃ウラン鉱との噂も・・・
この板敷渓谷について調べていたら、ここまで閃ウラン鉱を拾いに来る方もいらっしゃるとか。
閃(せん)ウラン鉱とは・・・
二酸化ウラン(UO2)よりなる鉱物。等軸晶系、硬度は5-6、比重は7.5-10。硫酸、硝酸、フッ化水素酸に可溶。
全ての閃ウラン鉱は、ウランが崩壊した結果として少量のラジウムを含む。また、少量のトリウム、希土類なども含む。
つまり、板敷渓谷にある石に「閃ウラン鉱」があり、それを拾って持ち帰り、自宅のお風呂に入れてラジウム温泉として楽しむことができる、ということ!?でしょうか。
ということは、この川の水は「天然ラジウム温泉の川」とも言えるのでしょうか??
確かに、山梨県にはラドン温泉・ラジウム温泉も多くあります。
例えば、増富の湯、増富ラジウム温泉金泉閣、ラドン温泉湯~とぴあなどがあります。
ちなみに、ウランが変化してラドン(気体)、ラジウム(固体)となるようです。
本当かどうかは分からないですが、息子は帰りの車~うちについても、ぐっすり爆睡していました。
普通に疲れたのかも知れませんね。
こんな意見もあります。
昇仙峡の閃ウラン鉱って噂はどこから出てきたんだろうね。。奥昇仙峡の板敷渓谷に世界最大のウラン鉱脈がー!とか聞いて、一応行って見たけど、ただの玄武岩主体の地質だったね。。
— やまねこ⚙楢ノ木技研 (@felis_silv) 2015年8月5日
実は玄武岩、なのかもしれませんね・・・。
※ 私はまったく鉱石について詳しくないので、お門違いなことを書いてしまっていたら、分かる方コメントください。
おわりに
昇仙峡で川遊びするなら、
も楽しいですが、ひっそりとした秘境で思いっきり遊ぶのもオススメです!
上記関連記事の昇仙峡は観光客でにぎわいますが、この板敷渓谷まで来るかたは少ないようですね。
日没の数時間前には光の角度によって「幻の虹」が見えたり、冬場は滝が凍ったりするそうです。
紅葉と滝もきれいです。四季を通して訪れたいスポットですね。
何度も繰り返しますが、十分に気をつけてくださいね。
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