「のっぷい」で育った野菜の収穫体験!奇跡の土は本当だった?
山梨県市川三郷町で収穫体験をしました。
今回、「のっぷい」に注目して野菜を栽培している三珠地区活性化協議会事務局の担当者さんにお誘いいただきました。
のっぷいの土は、奇跡の土や宝の土などとも言われています。
一体どんな土なのか、またのっぷいで育った野菜について紹介していきます。
NOPPUIポテト、NOPPUIコーンの収穫をしたよ!
購入先も紹介しているので最後までお付き合いください。
「のっぷい」とは?何がスゴイの?
のっぷいは、山梨県市川三郷町の「大塚地区」の土を指します。
市川三郷町は、山梨県のほぼ中央にあります。
山梨県は桃やブドウなどのフルーツが有名ですが、野菜やお米もとてもおいしく収穫できます。
そのなかでも「のっぷい」と呼ばれるのは、この限られた地域のみを言います。
では、「のっぷい」について見ていきましょう。
「のっぷい」とは、7,000~9,000年前八ヶ岳が噴火した際に降り積もった火山灰でできた土です。
程よく八ヶ岳から距離があるため、大塚地区には特に細かい火山灰が降り積もったと考えられているそうですよ!
色は黒く、さらさらとしたきめの細かさがあり、水分と栄養分を多く含んだ肥沃な土質が特徴です。
また、この地域の気候風土や日照時間が長いこと、すぐ近くには「みたまの湯」があり、温泉が湧いているなどの好条件が重なったという特徴もあります。
のっぷいで育った農産物は「NOPPUI農産物」と呼ばれ、味が良く栄養価も高い!
NOPPUIコーン、NOPPUIレッドキウイ、NOPPUIポテト、NOPPUI大塚ゴボウなどが有名です。
(↑ブランド化して、頭に「NOPPUI」をつけています)
なかでも、「大塚にんじん」は、1mを超す長~いにんじんで、幻のにんじんとも言われているんですよ!
糖度と栄養価が高く、濃厚な味わいが人気の大塚にんじんが育つのも、のっぷいのお陰ですね!
素晴らしい宝の土である「のっぷい」に改めて魅力を感じ、地域を盛り上げようと活動をしているのが、市川三郷町三珠地区活性化協議会さん。
のっぷいの魅力を情報発信して、たくさんの人に知ってもらい・食べてもらい、生産者の支援や地域の魅力づくりを目指していらっしゃいます。
(参考:山梨県市川三郷町商工会のっぷいプロジェクト、クラウドファンディング、のっぷいドットコム)
・7,000~9,000年前八ヶ岳が噴火した際に降り積もった火山灰でできた土
・色は黒く、きめが細かい
・水分と栄養分を多く含んだ、肥沃な土質
・野菜がおいしく育つ条件が良い地域
「ちちんぷいぷいのっぷい!」の呪文で、のっぷいを覚えてほしいとのこと、息子は早速覚えていましたよ😊
続いて、じゃがいもの収穫体験・大塚にんじんの種まき・とうもろこしの収穫体験の順に紹介していきます。
じゃがいも(北あかり)の収穫体験
まずは、じゃがいも(北あかり)の収穫体験から。
じゃがいもは、この地域のブランドじゃがいもとして「NOPPUIポテト」と言います。
場所は、みたまの湯周辺ののっぷいの土が広がる畑。
青々とした元気いっぱいの葉っぱが見えますね!
良さそうなじゃがいもの根元を引っ張ります!
あれ?
くきだけ取れてしまいましたね💦
じゃがいもがついてくると思いましたが、こういうものなのでしょうか?
根元には、じゃがいもが顔を出してます。
のっぷいの土に触れながら掘り起こしてみましょう。
さらさらっとしているから掘りやすい!
じゃがいもがゴロゴロ出てきました。
1つのくきの下にはこんなにじゃがいもがありました!
量も多いですが、大きさにも注目。
子供の手と比較しても、やっぱり大きい!
ちなみに、土壌に住む虫の種類も豊かでした。
虫が元気なのは、土が良い証拠。
ダンゴムシも気持ち大きめだったかな?
続いて、大塚にんじんの種まきに移ります。
大塚にんじんの種まき
みたまの湯近くには、大塚にんじんの畑も広がっています。
すでに耕して、畝を作っていただいていますので、今回は種を撒く作業のみとなります。(ありがとうございます。)
こちらが「大塚にんじんの種」。
風に吹き飛ばされそうな小さな種です。
作って頂いてある溝に沿って、種を撒いていきます。
種を撒いたら、土を被せます。
大塚にんじんの場合は、通常の3倍程度に土を被せるそうで、気持ち多めにかけていきました。
土を被せたら、足で踏み固めます。
ぐい、ぐい!
大塚にんじんはこのまま水をやらないそうです。
土中の深くにある水分を目掛けて、下へ下へと長く成長させるとのこと。
恵みの雨が降ったら芽を出すのかな😊
こちらは少し前にまいた大塚にんじん。芽が出ていました。
たくさん出たら間引いていくそうですよ。
・大塚にんじんの旬は冬(12~1月)
・市川三郷町大塚地区ののっぷいでのみ育つ
・1mを超すこともある長いにんじん
・栄養価、糖度がともに高く、濃厚な味わい
続いては、とうもろこし(甘々娘)の収穫体験へと移ります。
とうもろこし(甘々娘)の収穫体験
今回はこちら、車で少し移動したところにあるとうもろこし畑です。
ピンッと育っていますね。
実がたくさん着いています。どれにしようかな~。
ヒゲが黒く、肩の張った、大きなトウモロコシを探しましょう。
決めたら、両手でグッと抑えて…
下へ折ります。
ボキッ!
皮をむいてみると、水分が!
品種は「甘々娘(かんかん娘)」。
黄色と白のバイカラーで、とにかくあま~いトウモロコシ!
のっぷいで育つ甘々娘は、「甘々娘スイートコーン」や「NOPPUIコーン」とも呼ばれています。
・甘々娘の旬は夏(6~7月)
・糖度は17~20%の甘いトウモロコシ
・生でも食べられる
・甘いが濃厚過ぎずスッキリした味わい
おわりに
今回は、のっぷいの土や農産物についての紹介となりました。
農産物は「noppui.com」 から購入することもできます。
ぜひ、おいしいNOPPUIブランドを味わってみてほしいと思います。
\のっぷいについてもっと知ろう!/
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