至近距離から楽しめる山梨の花火!東京では見られない2尺玉
夏といえば、花火!
山梨は、大きな花火大会や小さな花火大会など、たくさん開催されています。
夏の夜は、外から「ドーン!ドーン!!」と聞こえてくることもしょっちゅうです。
私は、山梨に移住してから行った花火大会で衝撃を受けました。
山梨の花火、やけどするかと思うくらい至近距離から見ることができたりと、東京ではできない体験ができるんですよ!
移住して感じた、山梨の花火大会についてお伝えしたいと思います。
山梨の花火大会
山梨県では年間を通して、花火大会がたくさん開催されています。
なかでも、8月は毎週どこかで花火大会があるほどたくさんあります。
例えば、石和温泉では、7月20日~8月19日の水・木・土・日曜日に花火が打ち上げられます。10分間だけの花火ですが、夏の旅先で花火が見れると、とっても嬉しいですよね。
盆地の中では少し遠くからでも見えたりします。
富士五湖では、8月1日~5日にかけて順番にお祭り&花火があります。それぞれ特徴のある花火大会が続けて開催されるなんて、富士五湖ならではではないでしょうか。
花火大会情報はこちら
山梨で花火といえば市川三郷!
山梨県市川三郷町(いちかわみさとちょう)は、昔から花火作りが盛んでした。
市川三郷町では、江戸時代から花火大会の歴史があり、「日本三大花火の一つ」として知られていました。現在では、「神明の花火大会」の名前で受け継がれています。
毎年8月7日「はなびの日」に開催され、山梨県最大の花火大会となっています。
神明花火は「平和への祈り」をテーマに開催されます。今から楽しみですね!
県内外から20万人の動員が見込まれています。
「神明の花火大会」みどころはここ!
毎年約2万発打ち上げられます。
また、全国でも数少ない2尺玉の打ち上げで、上空500mで、直径約500mの大輪を咲かせます。
東京最大の花火が打ち上げられる「東京湾大華火大会」でも1.5尺玉なので、東京では見ることができない大きさなんです!
花火の大きさは下の図のようになっています。2尺玉は大きなほうということがわかりますね。ちなみに隅田川の花火は最大で5号(下図の前から3番目)です。
2尺玉は、玉の直径58.5cm、70Kgもあるんだとか!大きい!
どうして山梨では、2尺玉をあげることができるのでしょうか。花火を打ち上げることができる大きさはこのように決められています。
打ち上げ場所から観客や付近の建物まで玉の大きさに合わせて、一定の距離(10号で半径290mなど)を置かなければならないという安全距離で、法律で定め、都道府県により規定が違ってきます。
つまり、都心では打ち上げ場所の関係で大きな花火をあげることができないのです。
だから、山梨などの地方では大きな花火を見ることができるのですね!
大きな2尺玉、ぜひ実物を見て体感してください!音も大きいですよ。
また、「神明の花火大会」では、ストーリー性のある趣向を凝らしたプログラムが人気で、音楽と花火の豪華な競演がおもしろく、見ていて飽きません!
「神明の花火大会」場所・日時は?
日にち:8月7日(火)荒天の場合は8日、9日に順延(雨天決行)
時間:19:15-21:00(天候により変更あり)
場所:三郡橋下流笛吹川河畔(打ち上げ場所は、三郡橋と富士川大橋の中間)
アクセス 車:中央自動車道甲府南IC~国道140号経由 通常約10Km、中部横断道増穂ICより 通常約3Km
電車:JR身延線市川大門駅から徒歩10分
HP:神明の花火大会 公式HP
動員20万人ということで、とにかく混雑します。山梨県の人口は約80万人なので、人口の約1/4の人数が集結するのです!(実際は県外からも大勢いらっしゃいます)
ゆったり見たい場合は、事前に有料シートを購入しておくことをオススメします!
少し遠くの公園などから見ることもできますが、音楽が聞こえず、音楽と花火の競演を見ることができないようです。
純粋に花火のみを見たい場合は、周辺地域に穴場スポットもいくつかあり、土手にシートをひいてゆったり横になって観覧することもできるようですよ。
近くで見ればダイナミックさに感動し、少し離れてみても2尺玉の大きさに驚くこと間違いなしです!
穴場情報:口コミ
こんな声もあります。
やっぱり首都圏の花火大会ほど殺到しない。スタート1時間を切ったものの、対岸の穴場を狙ったからか、まだ全然余裕ある。市川三郷のメイン会場は凄い人になっているとは思うが。夕焼けに照らされた雲がきれい。 http://t.co/jp9fteiq
— こーた (@KoutaMaeno) 2012年8月7日
メイン会場の対岸は、少し余裕があるようですね。
こちらは、市川三郷にある大人気の絶景温泉「みたまの湯」からです。
市川三郷町は8月7日に神明の花火大会!穴場情報〜みたまの湯で露天風呂に入りながら花火見学!
— ねこすけmayu (@npofujikawa) 2012年7月9日
温泉と花火!最高ですね~。
駐車場は、会場周辺に26箇所あり、約4,300台停めることができます。
車で一斉に動くことを考えると、当然ですが大変混雑が予想されます。さらに、周辺道路は交通規制もかかります。
車の渋滞を考えると、JR身延線で行くといいかもしれません。最寄りの市川大門駅から徒歩約10分です。
しかし、山梨の電車事情は、「電車の本数が少ない&車両が短い」です。覚悟して行きましょう。
花火大会のツアーは、 花火大会 | ポケカル のように、宿泊施設からも見れてオススメです。
穴場スポットはここ
東京の花火大会との違いは?
山梨県の盆地の中で打ち上げられる花火は、結構どこからでも見ることができます。
盆地のどこからか音が聞こえてきたりして、“山梨の夏”を感じます。
また、車で移動中に花火を見かけることもしょっちゅうあります。
田んぼのあぜ道に車を停めて花火を見たこともありました。会場まで行かなくても、近場で見ることができる穴場スポットが多いのも山梨ならではですね。
以前行った、「石和温泉花火大会」を例に山梨の花火大会の様子をお伝えします。
混み具合
混んでいるといっても、歩けるし、座れます!
東京のような、ぎゅうぎゅうで動けない・座る場所もない、というような混み具合とは違います。
日にち・場所にもよりますが、山梨の夜はグッと涼しくなることもあり、快適に見れる場合もあるのが嬉しいですね。
花火が近すぎる!?
頭上に花火が打ちあがります。
敷いていたシートを次の日見てみたら、こげた穴だらけでした。
風向きによっては本当に危険なこともあります。
大人だけならまだしも、小さなお子様連れは少し遠くから見ることをオススメします。
行き帰りの電車
石和温泉花火大会は、石和温泉駅から歩いて行けるので、電車を利用しました。
当時住んでいた竜王駅まで3駅分でしたが、電車の本数が少なく、車両も短いため、やはり混んでいましたよ。
それでも、東京のラッシュに比べれば余裕はありました。
甲府駅でほとんどお客さんが降りたので、竜王までの1駅分は座れました。
あまり混みたく場合は、少しだけ早く切り上げて帰るなど、ピークより時間をずらしたほうがいいですよ。
おわりに
東京と山梨の花火大会の違い、色々ありましたね。
山梨は観光地でもあるので、いくつか花火大会があります。
しかも、東京よりは空いていて、なにより東京では味わえないダイナミックさが魅力です。
また、市川三郷の花火大会のように、大きな2尺玉の花火を見ることができるのも山梨ならでは。
今年の夏も楽しみがいっぱいでワクワクしますね!
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