水晶の原石か?昇仙峡の渓流で子供と宝探し
以前、昇仙峡での宝石拾いについてこちらの記事でも紹介しました。
息子の宝石好きはずっと続いており、宝石目当てに昇仙峡へ行くことも。
昇仙峡で石(宝石)を調べていたら、以前紹介したところより おもしろい所 を発見したんです。
息子に言わせると、「宝のありかは誰にも言わないで!!」なので、いつまで公開するかわかりませんが、せっかくなので少しだけ紹介したいと思います。
宝石探しの素晴らしいアイテムも自作したので、合わせて紹介いたします。
おさらい・以前紹介した場所はココ!
以前紹介したのは、昇仙峡・市営駐車場の荒川河川敷です。
こちらになります。
対岸には、ロープウェイや流しそうめんのお店が見える場所です。
この場所についてまとめると・・・
・駐車場が近い
・水深は浅い場所があり、子供でも入れる
・昇仙峡・夏休みの特別企画で宝探しをしている
・豊富な種類の宝石が拾える
・一年通して割と簡単に見つかる
なのですが、ここで拾える宝石って「夏休み特別企画のおこぼれ」が主なんですよね。
それはそれでいいのです。楽しいから♪
が、もっとマニアックな・・・本当の原石と出会える場所があったのです!!
今回紹介する場所
先ほど紹介した市営駐車場より登ったところにある「板敷渓谷」です。
ここは、昇仙峡の中でも秘境コースとなっています。観光客も少なめで夏場でもひんやりと涼しく、ものすごいスリルが味わえて、かつ、自然の作り出した綺麗な滝を見ることができる、超穴場です。
行くときは、しっかりした運動靴で行くようにしてください!
滑って落ちる可能性があります!!
場所はここ
「板敷渓谷」は、以前から川遊びオススメスポットとして私のブログでも紹介していました。
(こちら:昇仙峡の秘境!パワースポットの板敷渓谷・大滝で川遊び)
地図で見るとここです。
板敷渓谷は、上で紹介した河川敷の上流になり、その間には荒川ダムがあります。
板敷渓谷は、宝拾いように宝石を撒いたわけではありません。
行ったことある方はわかると思いますが、本当にスリリングでアドベンチャーな場所で、探検隊気分が味わえるんですよね。
そんな場所なので、宝石探しにはいい雰囲気をかもし出してくれるのもGOODポイントです。
さぁ、板敷渓谷のレポート、と行きたいところですが・・・
まずは、宝石探しにぜひ持っていってほしいアイテムを見てください。
素晴らしいアイテムを紹介!
山梨県立図書館で借りた本の中で、子供向けでとても参考になった本があります。
この本は、「こどもがさがせる 河原や海辺のきれいな石の図鑑」というタイトルからわかるように、身近な場所にある石を紹介しています。
河原や海辺にある石のなかに、実は宝石が混じっている・・・というのだから、大人だって心をガシッとつかまれますよね。
わかりやすく、石の種類・石の調べ方・石探しのしかたなどが、イラストや写真とともにに書かれています。
この本は本当にわかりやすく参考になるので、私も買いました!
石好きのお子さん(おとなも)にオススメ。
本中で紹介されていた、「パンニング」。一部抜粋します。
パンニングとは、
比重(重さ)のちがいを利用してをより分ける方法。
昔から砂金採りなどで用いられています。
とのことです。
このお皿(パン)を使います。
本には手軽に作れる方法も紹介されていたので、作ってみました。
100均一で 植木鉢の下に敷く皿 と ドアの隙間テープ を買います。
すきまテープはこちらを買いました。
すきまテープを適度な長さに切って貼り付けます。
ちょっと太いので片方は、たて半分に切って3列にして貼りました。
できあがり!
この自作パンがあるとないじゃ、全然違ったんです!!
Let’s 宝探し♪
板敷渓谷は、こちらの記事でも紹介していますが、おさらいしていきましょう。
駐車場に車を停めて、道路脇を歩いていきます。
トンネルを1つ抜けて・・・
もう1つのトンネルの手前、「板敷渓谷」の看板があります!
道路を反対側へ渡ると・・・入り口があります。
あぁ・・・以前はなかった「クマ出没注意」看板が。まぁ当然クマはいますよね。注意しましょう。
ここから階段を下り、細い橋を渡るのですが、端の両側の手すりにこんな看板がついていました。
うっ、スリリング・・・。
手すりの根元がさび付いて折れそうだからでしょうか。手すりはないものと考えましょう。。
(この橋は、2019年8月に修理され、立派な橋に生まれ変わりました)
勇気を出して進むと、川にでます。
まずはここでパンニングしてみました。
スコップで砂・小石を入れて、水で土・泥・砂を洗い流していきます。
これは入れすぎだと思いますが・・・。
なにか発見!?
パンニングがしっかりできているとは思えないのですが、皿に入れたことによって石が見やすくなったのは確かです。
できているかどうかは置いといても、なんだかとっても宝石探しの雰囲気が出て楽しかったです。
何箇所か場所を変えて、やってみました。
さてさて結果は・・・
普通の石っぽいのもありますよね。上で紹介した本の影響で息子は「この石も宝石かも!?」と思ったようですね。カラフルだったり、つぶつぶだったり、いろいろありますが、中でも水晶っぽいのがいくつかありますよね。
少し集めてみるとこんな感じです。
これは・・・水晶・石英のたぐいでしょうか??
昇仙峡の市営駐車場で拾うような、まあるい、透明な石とは違って、少しゴツゴツしています!原石っぽい!!
いろんな石がありました。宝石っぽいのもたしかにありますね。(一部板敷渓谷ではなく、昇仙峡市営駐車場河川敷の石が混ざっています)
これは「小石のなかに水晶が入っている!」と息子。そうなのか??
これは??
石の中に筋状に色がちがう部分があります。なにかな・・・?
と、板敷渓谷で、石を調べながら遊ぶことができました。
・駐車場から少し歩く
・水深は浅い場所と深い場所があるので注意
・流れが速いところもある
・水晶が多い
おわりに
板敷渓谷での宝石探し、とても楽しいので、だまされたと思って行ってみてください。子供より大人が夢中になってしまいますよ~。
もし夢中で探している親子がいたら、きっと私です。暖かい目で見守っていただけたらと思います。
パンニングのパンも、作ってみてくださいね♪ 子供の夏休みの自由研究にもいかがでしょうか^^
板敷渓谷はクマなどの野生動物も怖いですが、落石や水の事故にも十分に気をつけてくださいね。
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