3月16日~中央線特急の新サービスで「立川⇔甲府間」はどう変わる?
2019年3月16日から中央線特急「あずさ」「かいじ」が一新されます。
今までの車両がすべて新型車両のE353系に統一され、新しい料金体制に代わります。
意外と利用する人が多い「立川⇔甲府」ですが、中央線特急の新サービスでどうかわるのか、詳しく紹介していきたいと思います。
2019年3月15日まではこれが一番お得!
立川⇔甲府間は、あずさ回数券を使うよりも通常料金が一番お得です。
また、繁忙期を除いて座れることも多いので、自由席を利用するかたも多いと思います。
あずさなら1時間ほどで着きますし、かいじでも1時間10分とあまり変わらないため、確実に座るならかいじです。
中央線特急 | 合計 | |
---|---|---|
1,660円(乗車料金) | 930円(自由席料金) | 2,590円 |
1,450円(指定席料金) | 3,110円 | |
1,960円(グリーン車料金) | 3,620円 |
では、新しいサービスはどう変わるのか見てみましょう。
2019年3月16日からの新サービス
大きく変わることは、
座席を指定してもしなくても、料金は一緒
なので、
座席指定しておいたほうが安心!ということです。
座席指定すればゆったり乗れる
というのも新しいサービスでは、座席の上にあるランプがつきます。
(3/15までは点灯していません)
【15日の生活面ニュース】
■中央線特急の新着席システムを紹介
中央線特急で導入される新着席サービス。切符の購入方法や新着席サービス導入の狙い、甲府市内で開かれた相談会に寄せられた疑問をJR東日本の担当者に聞きました。明日の紙面をご覧ください。 pic.twitter.com/BOtDC9j3jb— 山梨日日新聞社 (@sannichi) 2019年2月14日
このようにランプは「緑・赤・黄」に光り、それぞれ意味があります。
緑:指定席発売済み、つまり指定をとった人が座る
赤:空席、誰でも座れるが、ランプの色に注意しながら座る
黄:まもなく緑に変わるので、席を立つ
つまり、座席指定しない場合は、常にランプの色に注意しなくてはいけないということです。
というわけで繰り返しますが、座席指定してもしなくても料金は同じなので、指定しておいたほうが安心して座ることができますね。
新料金、安く乗るには?
新しい料金体系は、距離に寄って値段が変わります。
実際にいくらなのかというと、立川⇔甲府間は、96.6kmなので100キロ以下の特急料金で、このようになります。
普通車 | グリーン車 | ||||
特急料金 | 車内料金 | 事前料金 | えきねっとチケットレスサービス | 料金 | えきねっとチケットレスサービス |
1,260円 | 1,000円 | 900円 | 1,510円 | 1,410円 | |
乗車料金(+1,660円)合計 | 2,920円 | 2,660円 | 2,560円 | 3,170円 | 3,070円 |
一番下段の特急料金+乗車料金(1,690円)が実際にかかる料金となります。
3月15日までは、自由席(2,590円)、指定席(3,110円)、グリーン車(3,620円)なので、今まで自由席を利用していた人は、えきねっとチケットレスサービスを利用すれば-30円で指定席もついてくるということになりますね。
今まで指定席、グリーン車を利用していた人は、より安く乗ることができるようになります。
また、どこで買うかによって値段が変わります!
車内料金:車内で特急券を買う場合、一番高い
事前料金:駅の券売機で事前に購入する場合
えきねっとチケットレスサービス:スマホや携帯電話から座席指定をする場合、一番安い
えきねっとチケットレスサービスは、事前料金より-100円になり、一番お安くなります。
ちなみに「えきねっと」には、「えきねっとトクだ値」や「お先にトクだ値」などの割引サービスがありますが、「立川⇔甲府間」ではありません。
えきねっとチケットレスサービスについて詳しく説明します!
「えきねっとチケットレスサービス」の特徴
- 「えきねっと」会員登録(無料)をする
- スマートフォン、携帯電話から座席指定を受け、駅で指定席購入券を購入せずに、そのまま乗ることができる
- 最大2ヶ月先までの複数日をまとめて申し込むことができる
- 普通車事前料金より一律100円割引(こどもは50円割引)
- 「えきねっとポイント」が30ポイント(75円相当)がたまる
「えきねっとチケットレスサービス」のご利用方法
- スマートフォン、携帯電話から申し込みをする(えきねっとHP)
- 駅改札は suica やモバイルsuica などで入る(モバイルsuicaダウンロード)
- そのままご乗車、車内改札なし
ご利用するには、まず「えきねっと」に会員登録(無料)しなくてはなりません。
その際にメールアドレスとご本人様名義のクレジットカードが必要になります。
慣れないうちは何かと不安もあるかもしれませんが、駅で発券する手間もなくなるので、便利で素早くご乗車することができるメリットもあります。
えきねっとポイントとクレジットカードのポイント、両方がたまるのも嬉しいですよね♪
ただ乗り遅れた場合は無効となってしまうので、注意が必要です。
今までのように来た特急列車に飛び乗る、ということが「えきねっとチケットレスサービス」だとできなくなりますね。
もっと簡単なのは事前購入
えきねっとの登録やクレジットカードなどの手間がムリ!な場合は、えきねっとチケットレスサービスより+100円となりますが、駅で事前購入しましょう。
改札を入る前に駅の発券機で購入すると、立川⇔甲府間は、2,660円(旧料金は2,590円)となります。
その際に座席指定もしておくと確実に座れるので便利ですよ♪
特急券を買わずに特急に飛び乗ったらどうなる?
suicaなどで改札を入り、特急券を買わずに特急に乗った場合は、車内で特急券を購入(2,920円)することができます。
その際は、座席上のランプに注意しなくてはなりません。
緑は指定席をとった人専用の座席なので座れません。
赤(空席)に座り、黄色(まもなく緑に変わる)になったら席を立ちましょう。
車内では、座席指定券に変更することができません。
「八王子⇔甲府間」は?
八王子と甲府は、86.7キロなので特急券部分は立川甲府と同じになります。
乗車券が1,490円となります。(立川甲府は1,660円)
おわりに
ポイントをまとめます。
- 自由席がなくなり、すべて座席指定できるようになる
- 座席指定は選べるが、指定しておくと安心!
- 座席指定しない場合は、座席上のランプに注意(赤に座り、黄色に変わったら席を立つ)
- 旧自由席料金2,590円が、車内料金2,920円、事前料金2,660円、えきねっとチケットレスサービス2,560円になる(普通車)
立川⇔甲府間は、近いため特急を利用するか迷うところではありますが、特急を使わないと2時間弱かかり乗り換えをする場合もあります。
特急は快適に早く移動することができますね。
新しいサービスによりよくなる事を期待しています。
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