山梨で夏休みの自由研究をしよう!オススメ施設やテーマを紹介
と悩んでいる小学生・保護者の皆様 !
\ 山梨県は、夏休みの自由研究の宝庫ですよ~!! /
山梨県には、たくさんの自然・歴史・文化があります。
富士山を始め大自然に囲まれ、その豊かな恵みで「山梨県」が生まれました。
夏休みの自由研究では、興味のある分野でテーマを決めて、気になるところへいくつか訪れてみてくださいね!
・富士山・水晶・宝石・鉱物
・化石発掘
・虫について研究・観察
・動物・自然・魚など
・東日本最大級の古墳
・山梨の歴史
・科学館
・リニア・超伝導について
・伝統工芸について
・工場見学
ではでは、行きますよ~!
テーマはやっぱり「富士山」!
山梨といえば、富士山。
富士山についての研究テーマは、地学・鉱物・歴史・自然・気象・動植物などなど、たくさんあります。
せっかく山梨に住んでいるのなら、毎日見ている「富士山」について調べてみるのはいかがでしょうか。
・なるさわ富士山博物館(道の駅なるさわ)
・ふじさんミュージアム(富士吉田市)
・富士山世界遺産センター(富士河口湖町)
・山梨県富士山科学研究所(富士吉田市)
・富士山レーダードーム館(富士吉田市)
【お隣り、静岡県の施設】
・静岡県富士山世界遺産センター(静岡県富士宮市)
山梨に住んでいると毎日見える富士山ですが、その表情は毎日違います。
毎日写真を撮ってみるのも、おもしろそうですね!
富士山にかかる雲も毎日・毎時間変化しています。
観察していくのも立派な研究になりますね!
水晶・宝石・鉱物について調べる
山梨県甲府市は宝石の街といわれています。
宝石(鉱物)の美術館・博物館がたくさんあります。
甲府駅構内にも誕生石などの宝石が展示してあるなど、山梨に住んでいると宝石(鉱物)が、とても身近な存在となっています。
宝石・鉱物などに恵まれた環境の山梨県!
ぜひ自由研究で活用してみてはいかがでしょうか。
【山梨県にある宝石(鉱物)美術館】
・昇仙峡クリスタルサウンド(甲府市)
・山梨ジュエリーミュージアム(甲府市)
・クリスタルミュージアム(甲府市)
・山梨宝石博物館(富士河口湖町)
・なるさわ富士山博物館(鉱石ミュージアム)(道の駅なるさわ)
・甲斐黄金村・湯之奥金山博物館(身延町)
【静岡県の施設】
・奇石博物館(静岡県富士宮市)
「水晶の自由研究」「こども水晶探検隊」ととても楽しそうですね!
小学4年生~中学3年生が対象です。
昇仙峡は水晶がたくさん採れた地域
甲府市にある昇仙峡は、昔から水晶がたくさん採れたことから、近くには「クリスタルロード」もあるほど。
ロープウェイ前の通りは宝石店がズラ~っと並び、宝石を買うことができるほか、有料で研磨体験や宝石拾いなどもできます。
こちらの「水晶宝石博物館」は、巨大な宝石がゴロゴロ置いてあります。
昇仙峡のメインストリートを歩くだけでも、たくさんの石達に出会うことができます!
夏休み恒例イベントも♪
2019年7月20日~8月18日は、昇仙峡わんぱく広場にて「ヤマメのつかみ取り」「宝石探し」ができるイベントを開催!
また、仙峨滝のライトアップ(7月20日~8月17日)も行われます。
昇仙峡で宝石拾い♪
化石を発掘してみよう
現在は海なし県となった山梨ですが、はるか昔は海の底でした。
そのことがわかるのは、貝の化石(身延町)が発見されたことです。
山梨県では他にも、ナウマンゾウの化石(山梨市兄川・甲府市相川)が発見されています。
「化石」から、太古の世界をテーマに研究するのも楽しそうですね。
化石公園
山梨県身延町にある「化石公園」では、貝の化石などが触れる状態で展示してあります。
こちらの公園では採取することはできませんが、手にとって観察することはできます。
また近くの河原でも化石を見ることができ、場所については、上の記事から見ることができます。
ただし水の事故には十分気をつけて、大人と一緒に行きましょう。
自由研究などのタイトルとして・・・
・山梨県で採れる化石
・化石から見る山梨県の歴史(地形)
・化石から想像して昔の絵を描いてみる
などはいかがでしょうか!?
平山郁夫シルクロード美術館
平山郁夫シルクロード美術館では、大人気・夏休み企画「化石発掘体験2019」が開催されます。
要予約(5/7~7/5)、有料(一般1,200円・中学生以下500円)となりますが、なかには恐竜の化石も含まれているとのことです!
ただし山梨県の化石ではなく、岩手県久慈市より持ち込んだものから発掘していきます。
虫が好き!観察・研究するなら
山梨県は虫の数が本当に多いです。
家の周りの虫を調べるの研究テーマとしてとてもいいと思いますが、困ったときの相談先としても活用できる施設を紹介していきます。
オオムラサキセンター
北杜市にあるオオムラサキセンターでは、国蝶オオムラサキをじっくり観察できる「ひばりうむ(生態観察施設)」があります。
虫を研究するなら、必ず訪れてほしい場所のひとつです。
元気な子供たちを尻目に、もくもくと食べてます! pic.twitter.com/50XnYEWIWe
— 北杜市オオムラサキセンター (@oomurasaki_cntr) 2019年6月14日
大きな「ひばりうむ」のなかに、人も入って、オオムラサキの幼虫や蝶を観察することができます。
オオムラサキは夏に成虫となる蝶です。
美しさや大きさ、飛ぶ速さなどを、ぜひ体感してほしいです。
公園内には、水路・湿地・水田があり、里山に生息するたくさんの生物を観察することができます。
また7・8月は、「昆虫なんでも相談コーナー」があります!
この機会に、不思議・疑問・相談なんでも聞いてみましょう♪
他にも
・暗室のカブト・クワガタ探し
・虫取り体験「里山の昆虫マスターになろう!」
・昆虫フェスタ IN 北杜
・化石割り体験
など、楽しいイベントが盛りだくさんです。
こぶちざわ昆虫美術館
「八ヶ岳 花パーク フィオーレ小淵沢」内にある「こぶちざわ昆虫美術館」では、世界各地の昆虫標本が展示してあります。
途中寄った、こぶちさわ昆虫美術館が凄まじかった。何千何万といるであろう蝶、様々な種類の甲虫、毒虫まで網羅。日本だけでなく、世界中から採取されている。洗練された偏愛と狂気。さりげなくこんな凄まじい施設があることに驚いた。写真はよく見ると全て蝶。 pic.twitter.com/Rr0NzBNINs
— 果物時計草 (@kudamonotokei) 2018年8月20日
館長さん自ら30年かけて集めた虫達を標本にしたそうです。
標本以外にも、世界のカブトムシを生態展示しています。
動物・自然・魚について学ぶ
山梨の動物といえば、小さな「やまね」があげられます。
日本で唯一のやまねミュージアムは、山梨県にありますよ!
やまねミュージアム
ヤマネは、ゴルフボール大の小さな哺乳類で、国の天然記念物に指定されています。
「やまねミュージアム」では、ヤマネの生態や生息環境、保護について学ぶことができます。
#ニホンヤマネ の可愛さにとりつかれたそこのあなた!
冬眠しているヤマネ、見たくない!?#山梨県 #北杜市 にある日本で唯一のヤマネの博物館「#やまねミュージアム」で冬眠してるヤマネが見れるよ!#ヤマネ#見学【冬季限定】冬眠ヤマネの展示スタート https://t.co/RjkukS51N0 pic.twitter.com/qlEh8pqFa8
— 漆谷清顕 (@urushidani_sk) 2019年2月1日
ただし夏場は生きているヤマネの展示はありません。
冬季のみ、冬眠中のヤマネを見ることができますよ。
南アルプス生態邑野鳥公園
早川町にある南アルプス生態邑(むら)は、大自然の中にあります。
日帰りでもイベントに参加できるものもありますが、宿泊施設もあり夜のイベントがとてもおもしろいので、できれば宿泊してほしいです。
キャンプもできます。
イベント例
・ネイチャーガイドツアー
・ナイトハイク
・夜の動物観察
・ムササビ観察
・コウモリ観察
・ニホンジカ調査体験ライトセンサス、など
宿泊してムササビ観察をした様子はこちら
淡水魚を観察したい
忍野村にある水族館は、淡水魚の水族館です。
富士山からの湧き水が透きとおり、とてもきれいな水に癒され、涼しい館内でじっくり観察してみてはいかがでしょうか。
森の中の水族館 山梨県富士湧水の里水族館 ホームページはこちら
奇跡の魚・クニマスを調べよう
富士河口湖町にある「クニマス展示館」。
西湖にあるクニマス展示館へ
行ってきました!( ´艸`)
確かにヒメマスに似てるけど
色は黒く顎が鋭かった!
生きて泳ぐ個体に感激( ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )💖
釣りキチ三平~
鮎川魚神さーん«o»_/ヽ유 pic.twitter.com/axzG7Nxtxn— 想蘭 (@miUxUeUd2GGK0q7) 2019年3月30日
秋田県田沢湖で絶滅したとされるクニマスが西湖で見つかったことで、世界中でクニマスが生息する湖は西湖だけといわれています。
クニマス展示館(無料)がある「西湖ネイチャーセンター」は、コウモリ穴(有料)がすぐ隣にあります。
あわせて見ると楽しいですよ♪
東日本最大級の古墳について調べよう・県立考古博物館
県立考古博物館では、令和元年度夏季企画展「山梨にでっかい古墳ができたわけ。-上の平遺跡発掘40周年ー」を開催しています。(7/13~8/25)
県立考古博物館のある「甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園」では、上の平遺跡や前方後円墳をはじめ、土器などが出土しています。
上の平遺跡は、東日本随一の密集度を誇る上の平方形周溝墓群であり、また2基ある前方後円墳の内1基は、東日本最大級なのです!
考古博物館では、随時体験イベントも開催されています。
・青銅作り
・古代米の試食体験
・勾玉作り
・火おこし体験、など
山梨の歴史を学ぼう
山梨県の歴史を学ぶには、山梨県立博物館(かいじあむ)がオススメです。
常設展示と企画展示があり、常設展示では山梨の自然・歴史・文化を学ぶことができます。
体験型展示も多く、ゲームをしながら楽しく学べるのがいいですね!
企画展示は「すごすぎる!ネコ展 ~ヒトとネコの出会いと共存の歴史~」(7月13日~9月2日)となっています。
山梨県立科学館
甲府市にある山梨県立科学館では、常設展示のほかに、夏休み特別企画として「いきものハンター」が開催されます。
当日申し込みできるイベントは、「実験メニュー」「工作メニュー」「幼児向け工作」があり、夏休み期間中はさまざまな内容が用意されています。
スペースシアターは特別スケジュールとなります。
山梨県立科学館ホームページで確認してから遊びに行ってみてくださいね!
7月6日 19:00~20:00で開催予定の「天体観望会」です。
事前申し込み不要で、無料で誰でも参加できます。
プラネタリウムの上映はありませんが、外の展望デッキでたくさんの望遠鏡が用意されています。
スタッフの方に質問しながら、星について学ぶことができるとても楽しいイベントです。
リニア・超伝導を調べよう
磁力の力で浮上して高速で走る「超伝導リニア新幹線」の実験線があり、見学センターがある山梨県。
ぜひ訪れてみてほしい施設です。
さらに、超伝導を応用した「次世代フライホイール」について学ぶ施設も紹介します。
山梨県立リニア見学センター
都留市にある「山梨県立リニア見学センター」は、山梨リニア実験線の走行試験にあわせて建てられた施設です。
実際にリニアが時速500キロで走っている様子を見学できたり、リニア車体が展示されていたり、超伝導リニアのしくみを実験・体感できるなど、超伝導リニアについて遊びながら学ぶことができます。
ゆめソーラー館やまなし
米倉山太陽光発電所PR施設「ゆめソーラー館やまなし」では、次世代フライホイール蓄電システムについて、模型を使って遊びながら学ぶことができます。
米倉山太陽光発電所PR施設「ゆめソーラー館やまなし」では、次世代フライホイール蓄電システムの模型を展示しています。 ゆめソーラー館に行って、模型のスタートボタンを押してみてください。この蓄電システムの仕組みがよくわかります。 pic.twitter.com/UOslDdTCiL
— 山梨県庁 (@yamanashipref) 2015年10月21日
太陽光発電や地球温暖化についてなど、再生可能エネルギーについて考えることができます。
伝統工芸品から学ぶ
山梨県の伝統工芸品について研究・体験してみるのはいかがでしょうか。
ワクワク工場見学も
山梨県の工場見学へ行ってみましょう♪
製造過程を見るだけでなく、実際に味わったり体感できたりするから楽しいですよ!
※ 白州蒸留所はウイスキー工場なので、未成年者は飲めません
シャトレーゼ白州工場はアイス食べ放題♪要予約です!
おわりに
山梨県の魅力でもある「富士山」「宝石」「化石」「生き物」「科学」「星空」などをぜひ夏休みを使って研究してみるのはいかがでしょうか。
旅行や遊びも兼ねて遠出できるのも夏休みならでは。
夏休みの自由研究で・・・とまとめましたが、旅行や遊び場としても楽しそうな施設ばかりです。
子供に負けないくらい大人も、思う存分めいっぱい遊びつくして行きたいですね!
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