硬い桃が食べたい!オススメ品種・おいしい食べ方・見分け方も紹介

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桃 山梨 フルーツ

硬い桃、私は山梨に来てはじめて知りました。

硬い桃はりんごみたいにシャキシャキした歯ごたえがあり、甘くておいしいです。

 

また山梨に来てから、桃の品種がとても多いことに驚きました。

約80種類もあるんだとか!

旬になると山梨のJAやスーパーはたくさんの桃が並び、何を買ったらいいのか分からなくなってしまうんですよね・・・。

そのためには予備知識を入れてから桃を買いに行くことをオススメします!

 

今回は、硬い桃について紹介していきたいと思います。

目次

山梨の人は硬い桃が好き?

秘密の県民SHOWでも「山梨県民は硬い桃が好き」と紹介されました。

山梨は硬い桃と柔らかい桃を食べることができ、山梨の人は硬い桃が好きな人が多い傾向があります。

 

山梨の硬い桃の特徴

  • 最初は硬いが、しばらく置いておくと柔らかくなる(未熟→追熟)
  • 完熟しても硬いまま

の2通りあります。

それぞれ説明していきますね。

しばらく置くと柔らかくなる桃

未熟の桃(早もぎ桃)を追熟することによって、柔らかくなります。

桃の追熟は、常温に置くだけで進みます。

桃は熟する前に収穫・出荷され、スーパーに並ぶ頃に柔らかくなることが多いですよね。

ただし、追熟しても柔らかくなるだけで甘みは変わらないので、硬い桃が食べたい場合は追熟せずに早めにお召し上がりください。

完熟なのに硬い桃

山梨には完熟しているのに硬い桃があります。

歯ごたえはシャキシャキ・カリカリしていて、りんごや梨みたいです。

甘みがありほのかに香る、一度食べたら忘れられない桃ですよ~!

切っても汁がダラダラ出ることはありません。


柔らかい桃のように、皮がペロンとむけないので、皮ごと食べることもできます。

硬い桃オススメ品種

硬い桃は、シーズン遅めの晩生種(8月下旬~9月中旬に出荷される桃)に多く出てきます。

たっぷりと太陽を浴びて大きく育つため大玉が多く、果肉も締まって硬くなる傾向があります。

また、桃は品種によって「白鳳系」と「白桃系」に分けることができますが、「白鳳系」は柔らかくなり「白桃系」は硬い桃が多い特徴があります。

まとめるとこのようになります。

硬い桃 → 桃のシーズン遅めに出る・白桃系

柔らかい桃 → 桃のシーズン早めに出る・白鳳系

硬い桃の品種はこのようなものがあります。

  • 川中島白桃
  • あかつき
  • 浅間白桃
  • なつっこ
  • 黄金桃

それぞれ紹介していきますね!

川中島白桃

晩生種(8月下旬~9月中旬)です。

1玉300gを超えることもある大玉で、甘みが多く日持ちします。

肉質は硬めで締まっているため、しっかりとした歯ざわりです。

常温で保存しておくと柔らかくなります。

旬は、8月上旬~8月中旬です。

手のひらいっぱいの桃、大玉ですね!

あかつき

「白桃」と「白鳳」を掛け合わせて作られました。

1玉250~300g前後、ふっくらした楕円形をしています。

肉質は繊維質で、しっかりとした硬めです。

甘みがあり、人気の品種です。追熟すると柔らかくなります。

旬は、8月中旬から下旬となります。

浅間白桃

300g前後の大玉で、外観・食感・味覚の3拍子が揃った優れた品種です。

旬は、7月下旬~8月上旬です。

なつっこ

「川中島白桃」と「あかつき」を掛け合わせてつくられました。

300~350gの大玉で、肉質は密で溶質、日持ちがいいです。

旬は、8月上旬~8月下旬です。


なつっこがダントツ大きいですね!

 

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黄金桃

300g前後と果肉が大きく、やや硬めです。

果肉は黄色く、果汁も多く、甘めで濃厚な味わいがあります。

無袋栽培だと、黄色い外皮が紅褐色になります。

旬は、8月末~9月上旬と、やや遅めです。

黄色い桃・・・マンゴーピーチとも呼ばれています。

おいしそうですね!

 

インターネットで購入することもできます。

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桃のおいしい食べ方

上でも説明しましたが「硬い桃」と言っても、しばらく置くと柔らかくなったり、硬いままだったり品種によって違いがあります。

柔らかくしたい場合は、常温でしばらく置いて追熟させます。

追熟させても、甘さは変わりません。

冷蔵庫に入れておくといつまで経っても硬いままになります。

召し上がる前に冷蔵庫で1~2時間冷やすとより美味しく召し上がれます。

硬い桃は、皮を剥かずにそのままガブリ!としても美味しいですよ!

おいしい桃の見分け方

このような桃を選びましょう。

・大きくて丸い形のもの

・赤くて表面に泡粒のような点模様(果点)があるもの

・全体的にうぶ毛がきれいに生えているもの

太陽をよく浴びて育った桃はこのようになります。

参考にしてみて下さいね!

桃の保存方法

桃はすぐに食べない場合、常温で風通しのよい冷暗所に置いておきましょう。

冷蔵庫に長時間入れておくと水分と一緒に甘みも抜けて、風味が落ちてしまいます。

長時間入れておく場合は、新聞紙などで包み、冷蔵庫の冷気が直接当たらないようにします。

 

1年を通して桃パフェを食べることができる農園カフェ♪夏季は硬い桃!

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おわりに

硬い桃は、桃の生産地・山梨だからこそ食べることができます。

一度食べたら、柔らかい桃には戻れなくなる人もいるとか・・・それほどまでにおいしいと言われています。

ぜひ味わってほしいと思います^^

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この記事を書いた人

東京から山梨に移住して11年目。小学生の子がいる主婦です。
このブログでは、家族で出かけた場所や山梨県に移住して感じたことなどから、山梨の魅力・楽しい情報・穴場情報などを紹介しています。
ファミリーで遊べる場所が多め。
自然・動物が好き。 

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