ぶどうを利用した緑のカーテンセミナーに参加しました!初心者でもできるかな?
先日、山梨県の「ぶどうを利用した緑のカーテンセミナー」に参加しました。
緑のカーテンというと、ゴーヤやアサガオなどを思い浮かべるかと思いますが、ぶどうでもできるのですね!
山梨っぽくて、すごくいいですよね~。実も食べられるし♪
以前から、ぶどうの木が庭にあったらなぁ~と思っていたところ、セミナーがあることを知り、軽い気持ちで行って来ました。
私はガーデニング初心者・ぶどう栽培は憧れだけで何もわからない状態なので・・・参加して、ぶどうの緑のカーテンが本当にできあがるか不安になってきたのが正直な気持ちです。
緑のカーテンを目指して、これから記録をつづっていき、ぶどうの緑のカーテン普及につとめたいと思います。
まずは今回学んだこと・不安なこと・これからのことを紹介していきます。
どんなセミナー?
山梨県のホームページ(ぶどうを利用した緑のカーテン)より引用します。
県では、夏場の冷房時に排出される二酸化炭素を抑制し、節電対策の取り組みとして、ゴーヤや朝顔などのつる性植物を使い、窓辺や壁面に緑のカーテン運動を推進しています。
県の特産品であるぶどうを緑のカーテンとして利用することにより、「ブドウのある暮らし」を身近に感じ、山梨らしい文化として根付かせていくため、一般的に緑のカーテンとしてなじみが薄い「ぶどう」を利用したセミナーを昨年度より行っており、今年度も開催いたします。
つまり、山梨県はゴーヤや朝顔を利用した緑のカーテンを推進しているので、県の特産品である「ぶどう」を緑のカーテンとして利用しよう!ということですね。
山梨らしい文化・・・いいですね!
ぶどうの葉で涼しく過ごせるって素敵・・・!
こんなイメージですね。
塩尻駅の3、4番ホームにあるぶどう棚です
だいぶ大きくなりました pic.twitter.com/Cjsl3PAZRS— しおじりぶどう(長野県塩尻市桔梗ヶ原) (@s_budou) 2018年7月15日
こちらは、長野県塩尻駅のホームです。ホームにぶどう棚、いいですね!
山梨県内にも、温泉や公園、幼稚園など、このようにぶどう棚を利用した日よけや屋根など数多くありますよ。
セミナーでは、講義のあと休憩をはさみ、屋外で演習がありました。
講義はぶどうの栽培方法、季節管理、剪定などについてざっくりと学び、演習は講師の先生が実際にプランターに植えつけたり、剪定する様子を学びました。
講義があまりにも駆け足でざっくりしていて、初心者の私は正直不安ばかりが押し寄せてきました。
ある程度知識のある方でしたら、すんなり受けられたのかもしれませんね。
会場となった東山梨合同庁舎では、ぶどうの緑のカーテンを実践しています。
こちらです。3月なので葉はありません。
手前の木、こちらは3年目だそうです。結構大きく伸びることにビックリ!
奥側の木は、剪定前です。こうやって上へ伸びるのですね。
これが完成形・・・できるのか不安になってきました。
演習では、先生が剪定を実演してくださりました。
「一芽残して切る」そうです。実際は2月にやる作業のようです。
ぶどうで緑のカーテンを作るメリット・デメリット
ぶどうのカーテンを作るにあたっての、メリット・デメリットをあわせて紹介します。
- 毎年植え替える必要はなく、1度植えればいい
- 棚を作らなければならない(1度作れば手間いらず)
- 品種によっては無農薬でもいける
- ぶどうは、緑のカーテンとしての時期が長い
- 地植えだけでなく、プランターでもよい
- プランターの場合、夏は毎日水やりが必要
ゴーヤなどは一年生植物といって、その年の冬には枯れてしまいます。
その点、ぶどうは木なので1度植えると長く育ちます。
上の写真のような完成形まで行けば、ずいぶんと手間もはぶけますし、毎年楽しめますよね!
ぶどうは果樹なので、農薬散布が心配です。私も自宅で農薬をまくのに抵抗があります。
けれど、品種によっては無農薬または少ない農薬散布で育つことができるようです。病気にも強くどんどん育ってくれるなら嬉しいですよね。
緑のカーテンは夏場の暑い時期に育ってほしいもの。
ゴーヤだと7月中旬~9月上旬頃といわれていますが、ぶどうは6月上旬~11月下旬と長めです。
ただし冬は落葉するので、上の写真のように幹だけになってしまいます。
また、40~100ℓのプランター栽培もできるので、マンションや土がないところでも栽培可能です。プランター栽培の場合、夏場はとくに毎日水をあげないと枯れてしまうそうです。
ぶどうの苗をもらいました
セミナー参加者は、ぶどうの苗2本をもらって帰り、その後の写真とともにレポートを提出しなくてはなりません。
今回は、スチューベンとマスカットベーリーAの苗木を2本頂きました。
自宅に持ち帰り、水につけたところです。
根がむき出しの状態だったことにビックリでした。
乾燥すると枯れて死んでしまうこともあるようで、水につけるか土に仮植えしなくてはいけないそうです。
そして・・・か細い!!
植えるときは、さらに半分に切るそうです。
大丈夫かな・・・不安が募ります。
インターネットでも苗木を買えるようですね。一緒に試してみませんか?
スチューベンは、病気にも強く初心者向け品種だそうです。
接木してあるものがよい、と学びました。
できるのかな?不安・心配なこと
私はガーデニング初心者、ぶどう栽培をしたことはありません。
このか細いぶどうの木を育てていけるのだろうか、レポートも提出しなくてはならないし、枯らさないようにしなくては・・・と、意欲と同時に不安やプレッシャーを感じました。
不安がっていても仕方がないので、やるべきことをまとめてみようと思います。
まず考えなくてはならないことはこんなことです。
- どこに植えるか
- プランター or 地植え
- 棚はどんなかたちにするのか
- 棚は何を使って作るのか
まず、どこにどんな風に植えるのか考えなくてはいけませんね。
ぶどう棚といっても、上の写真のような垣根タイプと棚タイプの2通りがあります。
どちらも捨てがたく・・・でも初心者にもできるのでしょうか。
また、ぶどうを植えるのに適した場所はこんなところです。
- 日当たりがよい
- 風通しがよい
- 雨が当たりにくい
- 水はけがよい
我が家ではどこが最適だろう・・・。
カーポートやテラス、パーゴラなどがあればそこを利用することもできるようですが、我が家にはないため、棚をすべて自作しなくてはなりません。
苗木を2つ頂いたので、庭の2ヶ所で考えたいと思います。
また万が一枯れてしまったらと考えると、棚を先に作り上げてしまうのも心配です。
棚は後から作ってもよさそうですね。
心配なときは
セミナーでは、ぶどうのことで相談したい場合の連絡先を何箇所か紹介いただいたので、心強く感じました。
すぐにでも電話してしまいそうです・・・。
また、山梨県ぶどうを利用した緑のカーテンHPでは、今まで提出していただいたレポートを見ることができます。
参考にして、数年後を想像しながらやっていきたいと思います。
本の紹介
セミナーで、ぶどうの植え付けについて資料をもらいました。
資料をしっかり読むとともに、本も用意して熟読したいと思います。
何冊か紹介していただきました。
↑こちらの本から引用して資料を作られたそうです。
私も実際に読んでみましたが、とてもわかりやすく丁寧に書かれていてオススメです!
どれか1冊手元にあると安心ですね!
おわりに
セミナー担当者様、講師の先生方、本当にありがとうございました。
またお世話になることと思いますが、よろしくお願いいたします。
今回の記録はここまでですが、近々植えようと思うのでそのうちまたレポートしていければと思います。
~その後~
ぶどう棚について考察
買ったもの・植えたときのレポート
植え付けして3ヵ月後の様子
2年目の様子
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