化石発掘体験に参加レポ♪平山郁夫シルクロード美術館
夏休みの大人気企画「化石発掘体験」に参加しました。
場所は、山梨県北杜市にある「平山郁夫シルクロード美術館」です。
本当の化石発掘現場さながらの体験は、プレミア化石と呼ばれる「学術的に重要な化石」が出ることもあるそうです!
リピーター続出・大人気のイベントとなっているので、今後参加してみたい人の参考になると嬉しいです。
化石発掘体験レポート
山梨県の美術館で化石発掘ができると知り、さっそくネット予約しました。
料金・持ち物
有料のイベントです。
入館料+イベント参加料で
- 大人 1,200円
- 中学生以下 500円
となります。
当日の持ち物は、
- 軍手
- 日よけの帽子
- 飲み物
です。
どこの化石?
山梨県の化石(土)ではありません。
岩手県久慈市にある約9,000万年前(中生代白亜紀)の地層から、土を土のうに入れてそのまま持ってきたもの、とのことです。
土そのままなので、体験イベントのためにわざと化石を入れたりはしていません。
化石が発掘できるかどうか、やってみないとわからないという、かなり本気の発掘体験です!
昨年の発掘体験では、恐竜(ハドロサウルス類)、ワニ・サメの歯などのプレミア化石(学術的に重要な化石)が200点以上も出たそうです!
プレミア化石は持ち帰ることができませんが、代わりの化石をもらうことができます。また、発見者の名前が後々にも残るそうですよ。
岩手県久慈市は、琥珀(こはく)が有名で国内唯一の琥珀博物館があります。
当日の様子
それではさっそくレポートしていきます♪
当日は始まる10分前には美術館へ到着、受付を済まして会場となる「平山郁夫シルクロード美術館 屋上らくだ広場」へ。
広いウッドデッキの会場には、テントが張られ、ブルーシートとイスが置かれています。
空いている場所で座ります。
まず最初に、講師の先生による化石レクチャーを受けました。
- どこの土か
- どんな化石が見つかるのか(大きさや種類など)
- 今まで見つかった化石
などなどを聞きます。
こちらの土のうの中に、岩手県久慈市の土が入っています。
おもむろに持ってきて・・・
ザザー、と出されます。
発掘体験、開始!!
与えられた時間は、1時間。
この土の中から、化石を見つける!
土は薄く延ばして、よく見ていきましょう。
土のかたまりは割ってみるとコハクや化石が入っていることも。
1人ずつ渡された、白いトレーにあやしいものは無くさないよう集めておきます。
途中で新たな土が追加されることもあります。
最後10分はアイスピックとトンカチを貸してもらえますが、砂のように細かく指先で割ることができるため、使わないでそのまま探したほうが時間の節約になるかもしれません。
化石発掘といってもトンカチで石を割って探すのではなく、手でかき分ける作業なので、小さなお子さんから参加できるのがいいと思いました。
ただし「1時間」飽きずにできる年齢から参加したほうがいいかもしれません。
大人の方が夢中になってしまいがちですが、とくに小さな子はなかなか見つからないと飽きてしまう恐れがあります。(5歳児の我が子もギリギリでした・・・)
そして、だんだん目が慣れてきたころで、タイムアップです!!
あっという間の1時間、今回はプレミア化石は出ませんでした。
ひたすら土の中から小さな化石を探す・・・という、作業としてはとても地味に感じられるかもしれませんが、実際の化石発掘現場も同じような作業とのことです。
大人のほうがはまってしまい、リピーターさんになることが多いそうです。
我が家も夫が終わった直後に「また来年も行こう」と張り切っていました。
途中で甲斐小泉駅に小海線がきました。
美術館のウッドデッキは、甲斐小泉駅に平行しているので、電車がよ~く見える(見られる)スポットとしても有名です!
今回発掘したもの
我が家が3人で挑戦して、今回発掘したものはこちらです。
3人で1時間かけて・・・コハクが1かけら・・・でした。
あとは、木の化石や石など、息子が気に入って持ち帰ってきたものです。(昔の石なんだ!と喜んでいましたが・・・)
う~ん、本物さながらの発掘体験は難しいですね。
他のかたたちは、もう少しコハクの数が多かったかもしれません。
それでも、「もしかしたらすごい化石があるかも!」という期待が、化石発掘体験の醍醐味なのかもしれませんね。
山梨県の化石といえば、ここ!
平山郁夫シルクロード美術館
入館料も込みのイベントなので、化石発掘体験の前後に美術館を見て行きましょう。
ちなみに入り口の外にはコインロッカーがあります。
荷物がある場合は入れておくこともできますね。
ちなみに館内は撮影してもよいようです。
借用作品は撮影禁止、フラッシュは利用不可とのことです。
少しだけ撮影したので、一部を紹介します。
2階には絵画もありました。
2階の美術館カフェ「キャラバンサライ」です。
カフェ前にもラクダがいました。
カフェの中では、夏休み特別展示「徳川広和・立体でよみがえる古代生物の世界」展が。
ズラッとならんだ恐竜たちは、とてもリアルで細部にまでこだわって作られていました。
美術館1階の入ってすぐ、受付となりのおみやげコーナーもおもしろかったです。
なかでも我が子が食いついたのはこちら・・・「コハクの缶詰」です。
こちらは1つ購入しました。
気になる中身は!?開けてみました
美術館の場所・アクセス
平山郁夫シルクロード美術館
住所:山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6
電話:0551-32-0225
アクセス
電車の場合
- JR小海線 甲斐小泉駅下車すぐ
- JR中央線 小淵沢駅タクシー10分
- JR中央線 小淵沢駅から「八ヶ岳高原リゾートバス」
車の場合
- 中央自動車道小淵沢インターより約10分
- 中央自動車道 長坂インターより約15分
車で2分!お蕎麦もおいしい♪
おわりに
化石発掘体験イベント、とてもおもしろかったです。
我が家はまた来年の夏も予約して行くと思います^^
気になる方はぜひ、化石発掘体験してみてはいかがでしょうか。
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