清里【ヤマネミュージアム】冬眠ヤマネに会える♪森の妖精について学ぼう!

「ヤマネ」って知っていますか?

夜行性のためあまり見る機会はないかもしれませんが、日本では本州・四国・九州の森で生息しています。

その姿から、「森の妖精」「森の精霊」「森のスケーター」などと呼ばれています。

 

山梨県北杜市 清里にある「ヤマネミュージアム」。

ここは日本で唯一「ヤマネ」について学ぶことができる施設です。

 

今回は、「ヤマネミュージアム」について紹介していきます。

「ヤマネミュージアム」とは

ヤマネミュージアムの外観

山梨県北杜市 清里にある公益財団法人キープ協会内に、ヤマネミュージアムがあります。

観光スポットとして人気の清泉寮から、5分ほど歩いた場所に位置します。

ヤマネミュージアムは、ヤマネのことを広く知ってもらうための施設でもあり、ヤマネの研究・保護をしている施設です。

 

ヤマネについてちょこっと紹介します。

ヤマネ(ニホンヤマネ)は、体長約8cm・体重18gほどの大きさで、丸まるとちょうどゴルフボールくらい。
世界中にヤマネの仲間はいますが、日本にいるヤマネはニホンヤマネのみ、一属一種の日本固有種です。

夜行性でガ・トンボ・花・蜜が大好き。

冬眠をする特徴があります。

ヤマネミュージアムでは、ヤマネの生体展示は冬をのぞいてしていません。

冬場のみ冬眠している様子をひっそりと見ることができます。

なぜ動く姿を見ることができないのか、というと、「夜行性」ということと「天然記念物に指定されている」からなんです。

 

ヤマネは国の天然記念物に指定されています。

日本には数百万年前からすんでいる生きた化石ともいわれるヤマネ。

捕まえたり、飼ったり、触ったりすることも禁止されています。

 

別荘などにもときどきお邪魔することもあるそうで、布団の間でヤマネが冬眠していた!なんて報告もあります。
実は身近な存在でもあるんですよ~。

 

実際に動く姿は見られませんが、ヤマネミュージアムでは、写真や動画、模型などでヤマネについてたくさん知ることができる工夫がしてあります。

 

ヤマネミュージアムの展示を少し紹介

有料ゾーンのため、本当に少しだけ、紹介します。

ヤマネについてもっと知りたくなったら、ぜひお出かけくださいね!

 

館長であるみなと先生やヤマネ研究者たちのパネル展示があります。

ヤマネミュージアム内の展示

写真で紹介。

ヤマネミュージアムの展示

「冬眠ヤマネのおへや」は、暗幕の中です。冬眠ヤマネを展示していないときは、夜の森展示になります。

ヤマネミュージアムの冬眠展示

中に入って扉をそ~っと開くと・・・

ヤマネの冬眠展示

冬眠ヤマネ!

冬眠中のヤマネ展示

ごめんなさい、カメラではよく見えませんでしたね…。

ぜひ、実物を見にお出かけください。

なお、赤いライトは動物の目にあまり影響がないといわれています。

 

ヤマネ調査はヤマネを捕獲後発信機をつけて、テレメーターで受信しながら探します。(調査のため届け出を出した場合に限り、触ってもOK)

ヤマネミュージアムの調査グッツ展示

私もこのテレメ調査をしたことがあります。

森の中に入って受信機の音を頼りに野生動物を探す…なかなか地道な作業ですが、それが楽しくもありました。

ヤマネについて日夜研究を続けているそうですが、まだまだわからないこともあるのだとか。

興味を持たれたら、ヤマネ研究をしてみては^^

 

またヤマネ保護の1つとして、「アニマルパスウェイ」があります。

道路ができたことによって分断された森と森を、空中でつなぐ「アニマルパスウェイ」の原寸模型展示がありました。

ヤマネミュージアムの展示

ヤマネはもちろん、たくさんの野生動物が通る大切な道。

北杜市では2か所に設置にされています。

 

アニマルパスウェイによって、動物の交通事故が減ったり、ここを通って出会うことができたオスとメスによって子供がうまれたりしています。

 

なりきり!ヤマネ体験

ヤマネについてたくさん学んだら、ヤマネになりきってみましょう♪

ヤマネになりきりグッツ

ヤマネの服を着て、冬眠巣に潜り込むことができます。

ヤマネになりきろう

6歳息子、大喜びでした。笑

ヤマネになりきるグッツ

ヤマネの気持ちがわかる・・・かも!?

 

ヤマネミュージアム館長の湊秋作先生の著書もおもしろい!

 

 

やまね学校

ヤマネミュージアムから飛び出し、研究者とともにヤマネの森に入って学ぶことができる「やまね学校」。

1泊2日の日程で夜の森にも行きます。

季節ごとに不定期で開催しているようです。

最新情報は、下記の公式サイトでチェックしてくださいね!

 

「やまね学校」について公式サイトで見てみる

 

ヤマネはネズミ?

ヤマネはネズミでしょうか?

小さな体に、しっぽがあり、夜行性。

正確には、ネズミの仲間ではありますが、ネズミではありません。

 

ネズミの仲間(げっ歯類)は大きく、ヤマアラシ・ネズミ・リス(亜目)に分類されます。

ヤマネは、リス亜目のなかのヤマネ科に属します。

ヤマネの分類

人や場所によって、どこまでを「ネズミ」と考えるかによって変わってきます。

ヤマネはネズミよりも、リスに近い種といえますね。

 

ヤマネミュージアムでは、ヤマネをどう分類しているのかというと・・・

「ヤマネ・ネズミ・リスは、同じげっ歯類でも全然違う種類」とのこと。

ヤマネミュージアム館内でも・・・

ヤマネミュージアムのネズミの定義

ヤマネは「ネズミの仲間」として紹介されていました。

 

こちらでは、「ネズミの仲間=げっ歯類」として紹介しています。

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営業情報・アクセス

ヤマネミュージアム
所在地:〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545 公益財団法人キープ協会内
電話番号0551-48-3577
開館時間:10:00~16:00
休館日:木曜日(祝日・GW・夏休み期間・年末年始を除く)
※11~3月は 火・水・木曜休館
駐車場:無料(清泉寮駐車場 ふれあいセンター南側)
入館料:小学生以上は420円
公式サイトキープ協会
入館料は420円ですが、オリジナルピンバッチがもらえるんです!
※ 入館料のかからない方はもらえません…
集めてコレクションにしても、かわいい♡
ヤマネミュージアムのオリジナルピンバッチ

 

駐車場

ヤマネミュージアムのアクセスマップ

出典:キープ協会‐施設駐車場案内(一部加工)

駐車場はP1・P2・P3 が近いのでおすすめです。
P1 駐車場から徒歩2~3分ほどで着きます。
砂利道もあるので、ベビーカーより抱っこひものほうが安心です。
アクセス
お車:中央自動車道 長坂ICより約20分
公共交通機関:JR中央本線 小淵沢駅⇒JR小海線 清里駅下車、無料送迎バス(要予約)あり

 

おわりに

清里にある「ヤマネミュージアム」を紹介しました。

天然記念物である、小さくてかわいいヤマネ。

ヤマネのいる森や自然環境をいつまでも守っていきたいと改めて思いました。

私もいつか、「やまね学校」に参加したいと思います!