【デザインあ展 in YAMANASHI】ちょこっとネタバレ?レポート
NHK Eテレで放送されている「デザインあ」。
番組の世界をそのまま体感できる展覧会が山梨県立美術館へやってきました!
「デザインあ展」は、2018年に富山と東京で開催され、日本全国を巡回しています。
5歳の息子も大好きな番組「デザインあ」、さっそく子供と遊びに行って来ました。
ネタバレしすぎない程度に、“ちょこっと” レポートしたいと思います。
山梨県立美術館で開催!
Eテレで放送中の「デザインあ」。
知らない人のために、軽く紹介したいと思います。
「デザインあ」って?
番組「デザインあ」は、子供たちのデザイン的思考をはぐくむことをねらいとしています。
デザインには、商品デザイン、工業デザイン、グラフィックデザイン、衣装デザイン、キャラクターデザイン、建築デザイン、音響デザインなど様々な分野があります。そこに共通する目的は、観察や洞察によって物事の本質を見つけ出し、アイディアや工夫を加えて、さらなる使いやすさだったり、美しさだったり、心地良さを生み出すこと。つまり、デザインとは、人とモノ、人と人を「より良くつなげる」ための観察・思索・知恵・行動のプロセスです。
「デザインあ」は、私たちの身の回りに当り前に存在しているモノや空間をデザインの視点から見つめ直すことでデザインのおもしろさを発見してもらい、「デザイン的思考」を育むきっかけとなる番組です。
番組では、1つのアイテムをじっくり観察したり、パーツごとにバラバラにしてみたり、物のしくみをみたり・・・と、身近なものを意識して「みる」、どのような問題があるのか「考える」、よりよい状況をうみだす(つくる)ということを伝えてくれています。
これを実際に体感できるのが「デザインあ展」です。
子供だけでなく、大人も一緒に触れて考えることができる展覧会は、番組を知らなくても十分楽しめます!
山梨県立美術館「デザインあ展」
住所 | 山梨県甲府市貢川1-4-27 |
電話 | 055-228-3322(山梨県立美術館) |
デザインあ展 期間 | 2019年4月13日(土)ー 6月9日(日) |
開館時間 | 9:00ー17:00※入館は16:30まで |
休館日 | 4月15日(月)、 22日(月)、 5月7日(火)、 13日(月)、20日(月)、 27日(月)、 6月3日(月) |
山梨県立美術館HP | http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/ |
入場料 | 一般1,000円(840円)、大学生500円(420円) |
※ ()内は団体料金・前売り料金・県内宿泊者割引料金
※ 県内65歳以上のかたは無料
※ 障がい者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
高校生以下は無料です。
アクセス
甲府駅からバス | 甲府駅南口1番乗り場より御勅使(みだい)・竜王経由敷島営業所・大草経由韮崎駅・貢川(くがわ)団地各行きのバスで約15分 「山梨県立美術館」下車。(料金:片道280円) |
甲府駅からタクシー | 約15分(料金:1,700円程度) |
自家用車を利用 | 中央自動車道 甲府昭和ICより約10分 |
無料駐車場が隣接しています。
場所はこちらです。
デザインあ展 in YAMANASHI ちょこっとネタバレ
甲府市にある山梨県立美術館です。
広い無料駐車場が隣接しています。バス停も目の前にありますよ。
ちなみに、セブンイレブンや小作(ほうとう)、桔梗屋信玄餅でおなじみの桔梗屋さんも歩いて行ける範囲にあります。
美術館に入ってすぐ、写真スポットがあります!
ここに立って「あ」を完成させましょう♪
チケットを購入して2階へ上がります。
私は山梨県立科学館の年パスを持っているので、団体割引料金840円で入ることができました。
(山梨県立科学館 年パスについてはこちらの記事に書いてあります)
「デザインあ展」は、大きく3つの部屋に分かれています。
観察のへや
身のまわりにあるモノ・コトから、「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」の5つのテーマを取りあげます。
体感のへや
番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の四方の壁面いっぱいに映し出されます。
概念のへや
場、時のながれ、人のうごきを、デザインを通してどう感じているのか。「空間」「しくみ」「時間」のテーマで構成されています。
このほかに、「あそべるマーク」がついている展示は、触ったりして遊ぶことができます。
ここからは、写真も交えつつ、それぞれの部屋を順に ”少しだけ” お見せします。
少しもネタバレされたくないという方は、ここで引き返してくださいね。
下の写真のように、山梨県立美術館はお庭も広いので、お散歩もオススメです。
「芸術の森」とだけあって、作品があちこちに散らばっているので楽しいですよ♪
さて、それぞれの部屋を少しずつ紹介していきます。
フルーツを食べよう♪
はじまりますよ~。
観察のへや
部屋に入るとたくさんの作品が並んでいました。
一番に目に付くのは、子供も大好きな「たまご」。
さまざまな形に変身して、お弁当に詰められていきます。
「梅干のきもち」では、ご飯の中心に穴が開いています。顔をのぞかせて、梅干の気持ちになってみましょう。
テレビ番組「デザインあ」でもおなじみの、「デッサンあ」。
山梨ならではなのでしょう、武田信玄公の甲冑です!テンションあがりますね!
自分の好きな位置から、モチーフをよく見てデッサンしてみましょう。できあがったら、スキャンしてもらうとスクリーンに映し出されます。
お次もテレビ番組でおなじみの「もん」。実際に書くことができます!
4つの「もん」から選びます。タブレットまたは右にある書き方を見ながら挑戦しましょう。
5歳の子はコンパスを使うのが難しかったですが、色ぬりを一緒にやりました。
「さいしょは、えん~♪」と歌いながら、浮かび上がってくるのが楽しかったようで、結局4つの「もん」すべて書きました。
空いている山梨展なので、ゆっくりと体験することができました。
体感のへや
部屋に入ると、四方の壁が巨大スクリーンになっていました。部屋の中央付近に座ってみましょう。
360°ぐるっと囲まれた映像と音で、デザインを体感することができます。
テレビ番組「デザインあ」を見ている人なら、聞いたことのある番組オリジナルソングが流れ、「デザインあ」の世界に体ごと浸かっているような感覚になりました。思わずクスッとしてしまう映像もあり、何回見てもおもしろかったです。
山梨県立美術館の「デザインあ展」、テレビの世界がそのままで楽しかったです♪
ネタバレしすぎないように、“ちょこっとだけ” レポートしました。https://t.co/nQ2TfolOV4 pic.twitter.com/RPHlAYKN3q
— 山梨に移住しました (@yamanashi_pon) 2019年4月18日
ぜひ、実際に体感してほしい!!
概念のへや
概念のへやは、「くうかん」「しくみ」「じかん」の3つのテーマがあります。
その中でも体を思いっきり使って、楽しめるのがこの「はぐるま」です。
手荷物は下のかごにいれて、歯車になりきりましょう!
みんなでクルクル・・・私も目が回るほど回りました。
「まわって光る」のほかにも歯車がありますので、お楽しみに。
みんなの「あ」
「デザインあ」の会場をあとにして、美術館1階に階段で降りてくると、みんなの「あ」を書く場所があります。
階段下の窓際にあるので、お見逃しなく!
テーブルのなかには、色鉛筆・マジック・鉛筆が用意されています。
5歳の作品・・・。
以上、”ちょこっと” レポートでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
▼ こちらの本「デザインあ かくほん」は、子供向けに書き込める本でとってもおもしろい!
デザイン「あ」の世界が自宅で体験できちゃいます。大人でも、脳トレにいいかも!
おわりに
「デザインあ展」と~っても楽しかったです。
平日の午後行ったら空いていたので、何度も再入場して遊びつくしました。が、また行きたい!
5歳の子も、番組で見ていたものを体感できたのが楽しかったようで、身近なものにさらに興味が出たようです。もっと小さいなお子様も楽しめると思いますし、もちろん大人も大好きな空間だと思います。
ミュージアムショップでも、「デザインあ」のTシャツ・マスキングテープ・ノート・解散!するしめじ・・・などなど、楽しいグッズがたくさんありました。
6月9日まで開催していますので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
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